目標5話 ページ5
ふわふわとした感覚。
不思議に思い、ゆっくりと重たい瞼を開いた。
そこには真っ暗な世界観で、何処までも続いてる様で、じ彼女の頭の中も真っ黒だった。
ふと彼女は右手を見る。
そこには小学生の頃から付けている大空のボンゴレリングがぴったりとはまっていた。
貴(前までぶかぶかだったのに...)
そんな事を思いながらも、もう１つの違和感を覚えた。
大空のボンゴレリングの横、中指に、知らない黒いリングが付いていたのだ。
ゆっくりと、彼女の瞳に光が戻る。
そう、希望が湧き出たのだ。
貴(...私、ツナに会えるの...?)
涙が溢れ出た。
大好きなキャラに会いたい思いが、だんだん強くなってゆく。その度に、黒いリングと大空のリングから小さな光が出てきていた。
その光は暖かく、彼女を包んでいった。
黒いリングの光は黒い炎となり、その炎は彼女の目の間に大きいものになった。
貴「わー...ぷ、かな。」
いろんなゲームや漫画を観ていた彼女は、すぐにその炎を理解し、ゆっくりと歩き出す。
貴(ツナに、会いたい。)
その想いとともに、彼女は炎の中に入っていった。
.
黒猫は、哀しき者は光へ導いてくれる。
ましてや、愛をくれた主人を傷付けるなどしない。
捨て猫だった黒い猫。
ノアと名ずけた少女に、ノアちゃんは恩を返した。
ノアちゃんは、満足そうな声をあげ
───────黒い炎をその身に包んで消えていった。
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ピッチ(プロフ) - すっごく面白くて続きが気になります！無理しない程度でいいので、更新頑張ってください♪ (2018年3月27日 19時) (
レス) id: b68e41c2cb (このIDを非表示/違反報告)
黒猫♪♪(プロフ) - とっても面白いです！！！！続き楽しみにしてます！ (2018年3月25日 8時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アツナ | 作成日時：2018年2月15日 5時
