目標17話 ページ17
夜のリング争奪戦が無事に終わり、残りは雲のリングだけとなった。
夜のリング争奪戦が終わった頃には、９時を過ぎていた。
獄寺「では10代目、俺はここで。」
山本「俺も帰るな」
ツナ「う、うん!おやすみ、二人とも。」
貴「...」
別れ道で獄寺と山本は、挨拶を交わし自分の家に向かう。Aも二人に手を振り、優しい顔で二人の背中を見守った。
そんな時、ふとツナがある事に気が付いた。
リボーンは用事があって学校に残っている。
獄寺くんと山本も居なくなった。
そう───
二 人 っ き り !!!
ツナ(うわぁーッ！！意識したら余計緊張してきたーッ!
俺さっき佐々木さんの事抱き返しちゃたし!!
なんであんなこ事したんだ！？
なんかいい匂いしt)
貴「──あの」
ツナ「ハッはいッ！！！？」
変なことを考えていたせいで、ビクッと驚いた声をあげてしまったツナに、驚く彼女。
裏返った声に恥ずかしくなりながら「ど、どうしたの？」と聞き返すと、Aはまた微笑みながらツナに言った。
貴「敬語、外してほしいなーと思って。」
ツナ「え？」
貴「後名前も！呼び捨てで呼んでほしいな」
お願い、と身長的に自然な上目遣いで言われ、戸惑いながらも承知する。
すると彼女はまた嬉しそうに笑って「ありがとう」と言った。
ツナ(なんだか、京子ちゃんに似てる...かも)
胸がドキドキする。
それを抑えようと、右手を胸に当てる。
彼女が京子ちゃんの何処に似てるとかは分からない。でも、こんなにドキドキするんだから、そうに違いない。
まさか、さっき出会って数時間しかたってない少女に恋なんてするはずがない。
貴「...ツナ」
ツナ「な、何？」
彼女は不思議な人だ。
貴「明日も、会おうね！」
どうして、俺をそんな愛おしそうに見るの？
まるで、君はずっと前から俺を探していたかのように、そしてやっと会えたかのような態度で俺を見る。
ツナ(...調子、狂うなぁ…)
元々女の子と話す機会なんて無かったし、リボーンに出会ってようやく数回話すようになったけど...
彼女は他の子と違って、ダメダメな俺を見てくれているようで。
ツナ(って、会ったばかりだし、俺の思い違いだよな)
そんな事を考えながら、俺の前を走っていく彼女の後ろ姿を見ていた。
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ピッチ(プロフ) - すっごく面白くて続きが気になります！無理しない程度でいいので、更新頑張ってください♪ (2018年3月27日 19時) (
レス) id: b68e41c2cb (このIDを非表示/違反報告)
黒猫♪♪(プロフ) - とっても面白いです！！！！続き楽しみにしてます！ (2018年3月25日 8時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アツナ | 作成日時：2018年2月15日 5時
