目標16話 ページ16
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チェルベッロも唖然とする中、彼女はモニターに向かって、主にツナ達に向かって言った。
貴『急所は外してるから、安心してね』
そう言いながら、ニコッと優しく笑うものだから、ツナは少し恥ずかしくなる。
チェルベッロは彼女の言葉でハッと我に帰り、勝者は佐々木Aさんとなった。
そして、初めて、彼女とツナは対面した。
貴「...」
ツナ「あ、えっと、ありがとね、戦ったり、急所を外してくれたり...。」
貴「...ッ」
ツナ「あ、あの...?」
頬をかきながら、照れくさそうにお礼を言う沢田綱吉。
ツナが何度も話しかけるが、彼女は何も言わない、いや、言えないのだ。
カチンっと獄寺が堪忍袋の緒が切れ、ガチがつと彼女の前に立つ。
獄寺「テメー!!10代目がお礼を言って下さってのに無視とは何様だ！！あぁん！！？」
ツナ「ちょっ！？獄寺くんいいって!!」
貴「...あ、ああッ」
獄寺「あ、ああ？」
怒った獄寺くんに怯えたのかと思いきや、彼女の目は次第にキラキラになっていく。
まるで好きなアイドルが目の前にいるかのような反応に、怒った獄寺くんもリボーン達も戸惑う。
すると、彼女は下を向きながら、プルプル震えながら、俺の名前を呼んだ。
貴「...沢田綱吉。」
ツナ「えっ!?は、はいッ!??」
貴「...綱吉」
ツナ「...は、はい？」
貴「....ッつ、ツナ」
ツナ「な、なんでしょか...」
俺が全部に反応すると、突然ガバッと彼女に抱きしめられる。
ッて、ん...？
抱きしめ、られる...？
ツナ「...ッんなーーーーー！？？？？」
獄寺「なっ！？？」
山本「おっ」
リボ「やっぱこうなるか。」
俺の顔が一気に熱くなるのがわかった。
ツナ「ああああああのっ!??」
貴「これが、ツナの温もり...温かい。
ここに、私がいるんだ...」
ツナ「．．．！」
『貴方は悪を受け入れる？』
夢の少女が、この人だとしたら...
俺は、受け入れるべきなのだろうか。
そんなことを考えながら、俺は彼女の背中に、腕を回した。
貴「！！」
ツナ「...ッ」
恥ずかしいから、何も考えず、ただただあの夢の少女が笑ってくれるように。
リボ(...ボンゴレの超直感で、なにか感ずいたな。
ツナ、今目の前にいるのは、お前が守らなきゃいけない存在の1人だ。
アリアの予知を、現実にしないために、お前自信が悲しまない為に、強くなるんだゾ、ツナ)
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ピッチ(プロフ) - すっごく面白くて続きが気になります！無理しない程度でいいので、更新頑張ってください♪ (2018年3月27日 19時) (
レス) id: b68e41c2cb (このIDを非表示/違反報告)
黒猫♪♪(プロフ) - とっても面白いです！！！！続き楽しみにしてます！ (2018年3月25日 8時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アツナ | 作成日時：2018年2月15日 5時
