目標11話 ページ11
アリ「あら、二人とも随分遅かったわね？もう11時過ぎよ？...ってえっ！？」
γ「おー帰ってkっておぉぉぉい！？
なんでお前らそんなにボロボロなんだ!???」
そう、アリアとγが目のあたりにしたのは、ボロボロで睨み合いながら帰ってきた幻騎士とAだった。
貴方「アリアさん！！聞いて下さいよ！！幻騎士ったら年下相手に本気で向かってきたんですよ！？しかもまだ俺のせいじゃないとか言って!!」
幻「...ボロボロになったのは貴様の成長力のせいだ。」
貴方「褒める所だよそこ！！」
身体と身体でぶつかり合ったせいなのか、彼女の幻騎士への敬語は無くなっていた。
ムスッとした幻騎士に蹴りをいれる程仲良くなった彼女達を見て、アリアとγは嬉しそうに、そして微笑ましそうにその口喧嘩を眺めていた。
アリ「それで、成長力がどーの言ってたわよね？どういう事なの？」
幻「はい。あいつ...佐々木Aには、大空、そして晴れと武器を作り出す黒いリングがある事が分かり、早速実戦で使わせたのですが...
俺の予想を遥かに超えました。」
γ／アリ「「！！」」
佐々木Aは、晴れの力を無意識に出し、身体を極限まで強くさせる。
最初はほんとに運動不足で転びそうになるドジばかりだったが
貴『ブレーキ！！』
幻『！？』
数時間で鎖の出し方、使い方を覚え、武器を鎖で作り、大空の調和で────
幻「俺の武器も粉々になりました。」
アリ「それで怒った幻騎士が本気になって二人ともこうなったのね...」
流石のアリアも苦笑いで二人を見る。
貴「あ、でもお陰でメンタル強くなりましたよ！！自信が付いたのか知りませんけど！」
幻「そんなメンタル今すぐ切り落としてやる。」
貴「あ、今からヤンの？幻騎士には負けない！！」
アリ「コラ、もう今日は辞めなさい！」
.
貴(喘息で、運動不足の私が、こんな早く成長する筈がない。
ましてや晴れのリングなんて、持ってないのに...。)
アリ「ご飯とお風呂、どっちがいいかしら？」
貴「あっ、私お風呂入り、マス」
幻「おどおどするな、まだメンタルはお子様だな。」
貴「あぁん！？」
今はいいや、家族のように素が出せる人に出会えたし。
どうせ敵になるなら、思い出作って作りまくって、ここでは後悔しない人生にするんだ。
ツナ、もう少し貴方の為に頑張るね。
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ピッチ(プロフ) - すっごく面白くて続きが気になります！無理しない程度でいいので、更新頑張ってください♪ (2018年3月27日 19時) (
レス) id: b68e41c2cb (このIDを非表示/違反報告)
黒猫♪♪(プロフ) - とっても面白いです！！！！続き楽しみにしてます！ (2018年3月25日 8時) (レス) id: 80ca512ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アツナ | 作成日時：2018年2月15日 5時
