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3人のいるカウンターをさけて作業をしていたら、常連のお客さんから
客「今日は宮島さんお酒作らないの？
宮島さんのカクテル飲みたかったんだけど。」
と言われてしまい作るしかなかった。
涼太「ご指名頂けるなら喜んで。今日はどんなご気分ですか？」
お客さんの希望を伺い、それに合わせたカクテルをつくる。必然的にカウンターにいくわけで、あの3人の目の前を通る。
涼太(うわ、めちゃくちゃ見られてる。)
必要なものを準備してなるべく離れた場所で作り終わりお客様にお渡しする。
涼太「今日の○○様にはこれを。ハニーブロッサムでございます。ごゆっくりお過ごしください。」
提供が終わりまた厨房に戻ろうとすると、後ろから声をかけられた。
やばいお客様に気を取られてたけどカウンターの真後ろだった。
翔太『なぁ。』
涼太「はい。お客様、どうかなさいましたか？」
いつもの俺より3倍あがったトーンで話す俺を鋭い目付きでみる翔太。
でもいまは宮舘涼太じゃない、宮島清太だ。
翔太にバレなければ2人にはバレないだろう。
辰哉『うわ〜！まじで雰囲気舘さんににてる！
ねぇお兄さんお名前は？』
おいナンパみたいなノリで話すなよふっか。
涼太「お客様、こちらのお店は初めてですかね？私は宮島と申します。よろしくお願い致します。カクテルのお代わりはいかが致しましょうか？」
貼り付けたようなにこやかな笑顔でそう聞くと、より一層翔太は俺を睨む。
いや怖いよ。
反対に康二は、
康二『だてとはまたちょっと違うタイプの人やなぁ〜！なぁなぁ宮島さん、写真撮ってもええ？』
と珍しく人見知りせずニコニコしながらそう問いかけてきた。まぁ結局俺に見せるだけなんだろうけど...。
涼太「私などで宜しければ是非。
周りのお客様へのご配慮だけして頂ければ..。」
康二『ありがとう！』
それから3人(主に2人で翔太はただただ俺を見てるだけ)に話かけられつつも、
叔父さんが俺を呼び出してくれた事でなんとか逃げられた。
もう今は閉店時間。
康二『宮島さんまた来るなぁ〜！！』
翔太『....ご馳走様でした。』
辰哉『んじゃ、失礼します〜！！わら』
3人を見送ったあと、翔太に気づかれてないといいなぁと思いながら、お店を閉めた。
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雪だるま - すごくいいお話でした！ありがとうございました！ (2023年4月6日 23時) (
レス) id: 3a7aa48f5c (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - (名前)ミオさん» こちらこそコメントありがとうございます！！ (2021年4月5日 18時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ミオ(プロフ) - とっても素敵なお話をごちそうさまでした (*^▽^*) (2021年4月5日 18時) (レス) id: dfbbef0672 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ピクミンさん» ありがとうございます！ 嬉しすぎるお言葉頂けて胸がいっぱいです！これからも頑張ります！ (2021年3月29日 10時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - みなみさん» コメントありがとうございます！まだ決めていなかったので候補にさせて頂きますね！ (2021年3月29日 10時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん
| 作成日時：2021年2月28日 0時
