バレ、てない？？ ページ2
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働きはじめてから１ヶ月くらいたった時、ふと女性客が増えたなぁと思い叔父さんに尋ねると、衝撃的な言葉が返ってきた。
叔父『涼太に似てるバーテンダーが働いてるって若い子らが噂してるらしい。』
涼太「え、バレてる？もしかして...。」
叔父『いや、本人だとは気づいてないみたい。宮舘涼太に似た爽やかな好青年がいるみたいな？笑』
涼太「まぁ、キャラ作りも勉強したからね...。
演技のいい勉強になったよ。叔父さん、ありがとう。」
そう。流石に声は変えられないからこそ自分にキャラ設定を作った。それが功を奏したのか似ているで留まれたらしい。
宮島 清汰。
黒縁メガネで爽やかでホンワカと明るく気さくに話しかけやすい男の子なイメージ。
自分とは真逆にする事でバレにくくした。
叔父『最近はオリジナルカクテルまで作れるようになったからなぁ。あれ、若い子に人気みたいだぞ。』
涼太「ふふ、それはよかった。俺も楽しいし有難いから叔父さんの役にたてて嬉しいよ。」
叔父『じゃあ今日もよろしくな。いつも通り厨房である程度下準備して終わったらホールのサポートしてくれ。』
涼太「ん、了解。」
仕事を初めて数時間。ふとホールの方から若い子の騒ぐ声が聞こえてきた。
なにかと目をホールに向けて一瞬で厨房に隠れた。
え？どうして？
涼太「なんで翔太達がここに...？」
そこには厨房から近くのカウンターに座るふっか、康二、翔太の3人が。
康二『あれー？おらへんな。だて似た店員さん。』
辰哉『さっきSNSで今日いるって聞いたんだけどなー。裏方とかかね。』
翔太『いや流石にそんな都合よく居ねぇだろ。』
康二『楽しみにしてたんになー！写真お願いしてだてに見せたかったわ〜！』
いや康二。それ俺だから。
なんて言えるはずもなく、ただ隠れるだけ。
叔父さんも慌てて厨房にきた。
叔父『きいてたか？』
涼太「いや知らない知らない！」
叔父『今日は出なくていいって言いたいけど生憎人少ないからそういう訳にもいかないんだよな。なるべくあの子たちの前側にならないようにする。』
涼太「うん。ありがとう。」
とは言ったものの、流石にバレる気しかしない。
なんでくるかなぁ...。
厨房での仕事も大方片付いてしまったから、ホールにでてテーブル席の片付けをする。
今日は片付けに徹しよう。呼ばれなければやる必要はない。
そうおもってたんだけど...
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雪だるま - すごくいいお話でした！ありがとうございました！ (2023年4月6日 23時) (
レス) id: 3a7aa48f5c (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - (名前)ミオさん» こちらこそコメントありがとうございます！！ (2021年4月5日 18時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ミオ(プロフ) - とっても素敵なお話をごちそうさまでした (*^▽^*) (2021年4月5日 18時) (レス) id: dfbbef0672 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ピクミンさん» ありがとうございます！ 嬉しすぎるお言葉頂けて胸がいっぱいです！これからも頑張ります！ (2021年3月29日 10時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - みなみさん» コメントありがとうございます！まだ決めていなかったので候補にさせて頂きますね！ (2021年3月29日 10時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん
| 作成日時：2021年2月28日 0時
