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大介side
涼太「佐久間。テーピング貸して。もう大丈夫だから。」
涼太と2人だけの空間。
久しぶりかもしれない。
でも真面目な話をする時は2人の方が楽だ。
俺も涼太も気を使わないで話せるから。
大介『足。アクロの時でしょ。
ちょっと顔歪めてた。』
そう呟くと、おれから救急箱をとろうとする手が止まる。
涼太「見てたんだ...。」
大介『たまたまね。でもさ、気づかなかったのも本当なんでしょ。涼太、ダンス集中してたから。』
そういうとびっくりしたような顔で俺をみた。
まぁあの場で言ったあげるべきだったんだろうけど、半信半疑の状態で余計拗らせたくなかったし、怒ってる2人も話聞き入れなさそうだから一旦頭を冷やしてもらいたかった。
涼太「あの時は一瞬だけだったからあまり気にしてなくて。それよりも着地ミスなんてもうしたくなかったから、より一層集中しようとした。なのにテンポはずれるし、皆に迷惑かけてるしでどんどん自分にイライラしてきて...。余計に足を気にする余裕なんてなかった。」
ぽつりぽつりと話し出す。
あぁ、涼太ならありそうだなって。
涼太「痛みなんかよりも、自分のせいで皆に迷惑かける方がよっぽど嫌だから。でも、正直こんなになってるとは思わなかったけど...。」
まぁここまで気づかないのは正直びっくりだけどさ。
我慢強すぎだよ。
大介『涼太の気持ちはわかるよ。俺も我慢するかもしれない。だから気づかなかったのは仕方ないよ。
でも、心配してくれてる2人にあの言い方はよくない。確かに頭ごなしに怒った翔太も翔太だけど、翔太は心配してるからこそ怒った。照もそう。
なのに涼太は素っ気なく冷たく返した。照が傷ついた顔してたのわかる？翔太は慣れてるだろうけどさ、照にあれはダメだよ。』
自覚していたのか落ち込んだ涼太。表情はあまり変わらないけど多分反省してるっぽい。
涼太「ごめん...。自分の事で頭いっぱいだった。
ダメだな、ほんとに...。」
大介『俺にはいい。ただ翔太と照にはちゃんと謝りなよ。』
涼太「うん。そうする。」
大介『よし、じゃあ今日はあと見学ね。阿部ちゃん達が冷やすもの持ってきてるだろうからちゃんと冷やす事。』
涼太「佐久間...、ありがとう。」
大介『うん。』
話が終わるとタイミング良く扉が空いて皆が入ってきた。ふっかがチラッと俺を見たから皆に話してくれたと悟る。感謝の意味を込めて頷きかえしといた。
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りん(プロフ) - きたのさん» わかります！nbskによる名前呼びいいですよね！！私も最近のdtskの2人が長時間語ったり互いを仕事相手として尊敬している姿をしって推してます...！ そうですね、最近のdtくん着地失敗は凄く心配ではありますがイメージはそうでした！ありがとうございます！頑張ります! (2021年1月31日 10時) (
レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
きたの(プロフ) - ふたりが5時間も話す間柄だと知ってからわたしの中でのskdtフィーバーです。バック転の着地失敗は音楽番組のかなとひっそり思っててわたしの見間違いじゃないのかもと興奮していますが、違ったらすみません(すみません)これからもりん様の描くお話楽しみにしてます！ (2021年1月30日 16時) (レス) id: 0439536464 (このIDを非表示/違反報告)
きたの(プロフ) - この度はリクエストにお応え頂き誠に有難うございます。ちゃんと叱られるdt様も鈍いdt様もとんでもなく愛おしかったです！skとnbによる名前呼び……たまらんです。あれもこれも叶えて頂いてこの上なく幸せです。諭すように叱るskさんにグッときました。 (2021年1月30日 16時) (レス) id: 0439536464 (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - りんさん» いえいえ!これからも更新されるのを楽しみに待ってますね! (2021年1月23日 17時) (レス) id: 1e6a09ce8f (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リセルさん» ご指摘ありがとうございます！訂正させて頂きました！ (2021年1月23日 14時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん
| 作成日時：2020年12月8日 19時
