絵本『6人の人柱』 ページ1
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[ねぇ、けん太くん。『6人の人柱』って話知ってる?]
「ううん、知らない。そのお話がどうしたの?みかちゃん」
[知らないの?…じゃあはなしてあげるね!]
[…むかーしむかし、とある村に6人の男の子がいました。その子達の名前は『
「?ふつうのお話じゃないの?」
[うん。ふつうのお話だよ!それでね、それで…その6人のそれぞれのおやは、自分の子供にきょう味がなかったんだ。だから今までほうちされてきた。けどある日を境にそれぞれのおやは自分の子供…6人にやさしくなりました。]
「え〜?どうして?!」
[あとから分かるよ!…6人はそれが嬉しかったの。今までじゃ険にされてきたからその分もあるのかな?今まで感じたことのない幸せを6人はかみしめていた。だけどその幸せも長くは続かなかったんだよ。]
「……どおし て?」
[6人はある日むらのたちいり禁止にされているところによばれた。6人もその場所が気になっていたから軽いあしどりで向かった。
でも言った先にはだれもいない。
変わりにいつもは立ち入りきんしにされている所の扉が開いていた。
だから6人は入った
ぜんいんはいった。
ばたんって後ろでおとがした]
「わぁ、どうなったの!?」
[うしろをみたら入って来た扉がしまっていた。
6人はあけようとしたけど開けれなかった。
扉の中のへやは階段でちかまで繋がっていた。
そしたらその階段から人が上がってくる音がしたの。全員がそっちを向いた。
むいたさきにいたのは
縄を持ったむらびと、すこっぷを持ったむら人、木の杭と縄を持った村びと。]
「…へ ぇ、なに す るの ?」
[村人は6人をそれぞれ違う部屋に連れていったんだよ!!
千と咲良は縄を持った村人に連れてかれて、龍と姪はスコップを持った村人に、幸と和は木の杭と縄を持った村人に連れてかれた。
そのあとはね、千と咲良は水の中で泳がせてもらってね、龍と姪は土で遊んで、幸と和は花火をして遊んだんだって!……これでおわり!」
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作者名:さくや | 作成日時:2019年8月17日 14時