鬼が九匹 ページ10
しばらく話していると虚が仲間に呼び出されたようで出て行ってしまった
「ん〜…」
「どうしました?眠いんですか?」
「うん」
昼寝でもしようかと横になるが寒い
「やっぱりまだ寒いね」
「そうですか?毛布入ります?」
「んー体は毛布を求めておりませぬ」
「何言ってるんですか
毛布くるまってるAってすごく想像しやすいですけど」
「え、どゆこと」
「そゆことです」
えーと思いながら寝返りを打つ
「あ、そうだ。朧っ!きてきて」
そう呼ぶと素直に近付いて来てくれる
引っ張ると朧がバランスを崩し、私の胸に倒れてくる
「わっ」
「一緒に寝よ!」
「あったかぁ〜い」
「ちょ…風邪引きますよ」
「いいのいいの」
「はぁ…」
「A、朧、遅くなってすいませ…おや」
襖を開けると朧とAが雑魚寝していた
「ふふ、風邪引きますよ」
そんな事を言いながら二人に毛布を掛ける
「おやすみなさい」
51人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヘアリー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/
作成日時:2019年2月22日 21時