かんとりーまーむ ページ21
「壁から手を、、離して貰えませんかね、、三郎次さん?」
「無理。」
実は普通に壁ドンされてるけどこれは、実質壁ドンじゃない。
「こいつが?」
この一件の後、何だかんだ左近くんと仲がいいということで結構お話するようになった。最近思ったけど2年生6人しかいないのになんで一言も喋ってなかったんだろう、、?
「いやですね、、どうしても左近くんと2人で行きたいんです、、、。」
「、、なに?デート?お前ら付き合ってんの?だから?俺が来るのは嫌なわけ???」
「いやあのですね、、私海の生き物大好きなので、、」
「、、、だから?」
なのでつい興奮してしまう、凄い早口になる。左近くんはいつも幼なじみだし聞いてもらってるけどまだ池田くんとはよく喋るけど、まだ恥ずかしいんです。あ、
「あと、ペアチケなの、、!」
と、ペアチケのチケットを取り出す。
「じゃあ、俺はいいよ、金は自分で払うし。」
「だから」
手を掴まれて逃げられなくなり顎クイという名の技で視線を合わせられる。
「俺もAと行く。」
「やっと着いた!!」
「A後ろ!!!」
「ん?あっ」
「っ、気をつけろ!」
「ん?!申し訳ございません。」
結局3人で水族館に来た。ちょっとはしゃすぎて像にぶつかりそうになったところを三郎次くんが服を引っ張ってくれた。
「綺麗、、、」
大型アクアリウムはとても綺麗で沢山の魚が泳いでいた。つい解説するのかなと思っていたけど、綺麗、美しすぎて声が出ない。
「なんて素敵なんだろう、、、。」
「Aは、本当に好きだな。」
三郎次くんは1年は組を見つけてついついちょっかいしに行ったので今は左近くんと二人きり。今はそれよりも美しい魚たちに目を奪われる。
「まぁ、、、マえの方が綺麗だぞ。」
「あっ!ん?左近くんどうしたの?」
「別に。次行かないか?」
確かに。もう30分も経っていた。ごめんね?
「そうだね!行こうって、、え、手、、」
「Aはすぐ迷子になるだろ?」
流石に幼なじみと言っても、手を握るのは昔は大丈夫だったけど今は恥ずかしい。手に、視線と熱が集中する。
「(知り合いいませんように、、)」
他人から見たらまさにカップルだった。
「あっ!おーい!左近!A!」
なんでみんな人を大声で呼んでしまうんだろうと思いつつも、はーいと大きく手を振る。繋いでない方の手で
「探したぞ!ったく、広いしデカい、って、、は?」
修羅場かも、、、?
お花のような子(滝三木コンビ・リクエスト)→←かんとりーまーむ(左近・三郎次)
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Lynn - 初めましてまめのなかのしゃしんさん、Lynnです。この小説、面白かったし神すぎます!!リクエストは1個のみって事で、初リクいきます。夢主は6年で容姿も全部綺麗、相手は戸部様、内容は甘々なロマンス系でお願いします。暑い日なんで無理ない様更新頑張って下さい (7月29日 12時) (レス) id: 3d10a0695d (このIDを非表示/違反報告)
まめのなかのしゃしん - 鉄双さん» あの、、甘実さんですよね、、?IDでわかっちゃいますよ、、!リクエストはひとりおひとつまでです! (2022年9月19日 19時) (レス) id: 024ad0773e (このIDを非表示/違反報告)
鉄双 - 食満留三郎とか、いいですか? (2022年9月19日 9時) (レス) id: 5834c2d9fa (このIDを非表示/違反報告)
まめのなかのしゃしん - 甘実さん» 了解です〜 (2022年9月19日 7時) (レス) id: 024ad0773e (このIDを非表示/違反報告)
甘実 - 尾浜 勘右衛門を宜しくお願いします。 (2022年9月18日 14時) (レス) id: 5834c2d9fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まめの中の写真 | 作成日時:2022年8月5日 9時