スリルとロマンス ページ16
「ありがとう、乱太郎、A。僕は会計委員の仕事があるから行くよ。」
「大丈夫そうなら良かった。伝えてくれてありがとう。左吉くん」
「、、、よければ、真剣にお付き合いについて考えて欲しい」
「うん。しっかり考えます。」
ならいい、と爽やかな笑みで左吉くんは姿を消した。
「本当に伏木蔵ったら!Aちゃんのことになるとすぐ熱くなるよね!」
「はは、元々仲良いしね、、一応。」
「そして左吉も伏木蔵もアピールが遅いんだから!もうすぐ卒業しちゃうのに!」
「うーん、まぁ左吉くんの場合はそれが狙いかもね、」
「狙い?」
「ふふ、私そろそろ火薬委員会だし行くね!」
「あ、うん!気をつけて!」
駆け足で保健室を去った。
いつもの縁側でいつもの桜餅。何かあったときはこれに限る。
「どうしようかな〜、、」
火薬委員は嘘で、ちょっとここで落ち着きたかっただけ。ちょっとごめんね乱太郎。今日は桜餅もなくてただ夕焼けをぼぅっと見ていることしかできなかった。
「A、、!」
息切れした伏木蔵はやっと見つけたと、隣に座った。走ってきたのだろう。
「、、、どうしました。」
「すみません、でした。」
「何がでしょうか。」
「Aが告白されるのが嫌だったから。」
「正直なのはとてもいい事ですけど、私ではなく、左吉にも謝ってね、無闇に傷つけたらダメだからね。」
「は、、い。だっこ」
「はいはい、」
ぎゅっと首元に抱きつかれたので金木犀みたいないい匂いがした。やっぱり落ち着いちゃうなぁ、、。
「明日言うよ」
「今日は最後の友達としての馴れ合いだよ〜」
「私だってちゃんと考えないと行けないからね。」
「うん。結局僕なんだから、考えなくていいのに。」
にへらと笑う伏木蔵にデコピンを差し上げた。
黒木A
火薬委員所属。伊助や、ろ組の友達と仲良し。よく忍たまだけのくノ一なので告白とかされるけど、よく分からないのでいつも断っていた。親しい人と、憧れの人に告白された喜びと葛藤で疲れている。
伏木蔵
ちょっとヤンデレってる。左吉はAの憧れと気づいていたので、盗られると思い、勢いでなげちゃった。後から乱太郎からのお叱りが待っている。A大好き
左吉
Aは3年のころから好きだった。お互いに最初から好印象だったのでドンドン好きになって言った。1回Aとデートしたことがある。ちょっと自信がある。
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Lynn - 初めましてまめのなかのしゃしんさん、Lynnです。この小説、面白かったし神すぎます!!リクエストは1個のみって事で、初リクいきます。夢主は6年で容姿も全部綺麗、相手は戸部様、内容は甘々なロマンス系でお願いします。暑い日なんで無理ない様更新頑張って下さい (7月29日 12時) (レス) id: 3d10a0695d (このIDを非表示/違反報告)
まめのなかのしゃしん - 鉄双さん» あの、、甘実さんですよね、、?IDでわかっちゃいますよ、、!リクエストはひとりおひとつまでです! (2022年9月19日 19時) (レス) id: 024ad0773e (このIDを非表示/違反報告)
鉄双 - 食満留三郎とか、いいですか? (2022年9月19日 9時) (レス) id: 5834c2d9fa (このIDを非表示/違反報告)
まめのなかのしゃしん - 甘実さん» 了解です〜 (2022年9月19日 7時) (レス) id: 024ad0773e (このIDを非表示/違反報告)
甘実 - 尾浜 勘右衛門を宜しくお願いします。 (2022年9月18日 14時) (レス) id: 5834c2d9fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まめの中の写真 | 作成日時:2022年8月5日 9時