¨ ねこうさ ¨ なお隣さん

居留守してごめんなさい Side D ページ1

涼介「なんっで、大ちゃんの家に来てまで
俺は料理作ってんの？ねぇ！」

大貴「まぁまぁ、俺のためだと思って頑張って？(笑)」

涼介「…やる気失せるわ〜」

大貴「おいっ！」



本日俺も山田もオフなわけで、昨日はお酒あんまり得意じゃない2人なのに、飲みに行っちゃって
山田は案の定ベロンベロンで潰れてた(笑)
そのまま、俺ん家に転がり込んで来て爆睡…
あのさ、だから 飯くらい文句言わずに作ってくれてもよくね？(笑)






＿＿ピンポーン





涼介「…ん？」

大貴「……誰だこれ」



突然鳴った呼び鈴

モニターに映っているのは、見ず知らずの女の人で
しかも、ロビーからではなく 明らかに
家の前にいることがわかる。。。




涼介「もしかしてファンじゃね？」

大貴「え…家バレたとか？ヤバくない？それ…」

涼介「とにかく、居留守だな」

大貴「うん…」



まだ越して来て一年も経ってないし、ここ結構気に入ってるから また引っ越しとかは嫌だ。


……諦めて帰ってくれ。







『チッ…留守かよ。』

涼介「………。」

『ただでさえ挨拶回りめんどいのに、ここの家の人いつも居ないんですけど。また出直し？…だっるー
既に引っ越ししたい感満載だわ』

大貴「え…？」



ドアの前から聞こえる、でっかい独り言…
相当イライラしてるみたい。




大貴「……あっ！！あの人もしかしたら、隣に越して来た人かも！！」

涼介「へ…？」

大貴「何日か前に、引っ越し業者来てたわ(笑)」



朝早くから夜中まで撮影で、ここ最近はあまり家に居なかったから、さっきの人が挨拶に来てくれてる時間は、確かにずっと留守だった可能性は高い。



大貴「……なんか、申し訳ない事しちゃったな、、、」

涼介「まぁ、また来てくれるんじゃね？」






お隣さんの第一印象




ちょっと口調は乱暴だけど
モニター越しでもわかるくらいの美人！！





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