すきだ３ (ページ38)

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秀太 side

雄大｢青く澄んだ空とこの海と君がいればLife is Beautiful｣

急に雄大が歌い出した

この曲ってたしか

徹｢懐かしいね｣

『昔よく4人で歌ってたなー』

『あ、やべ』

口が滑った

あまりこういうのは言わない方がよかったのかもしれない。

だけど

徹｢Aさんどうしたの？｣

徹の一言でAの方を見ると泣いていた

『何泣いてんだよ～笑』

初めはただ、感動して泣いているのかと思った

貴方｢ごめっ…。」

だけど

雄大｢何を残し何を得たよりも大切なことがある｣

貴方雄大『「良いことばかりじゃないけれど
見渡せばほら Life is Beautiful」』

『え…。Aもしかして…』

貴方｢しゅうたぁ～っ、、」

Aは泣きながら俺に抱きついた

『え、お前…まじか？』

いやまさか…

貴方｢ごめ、んねっ。今まで、待た、せちゃって…！」

｢徹、雄大、そして秀太。ありがとう｣泣

徹｢おかえり、A。｣

雄大｢やっと名前呼んでくれた。Aが覚えていてくれなくてほんとに悲しかったんだよ？｣

『良かった。マジで良かった。』

俺は嬉しくてAを強く抱きしめた

まさか、記憶を取り戻せるなんて思ってなくて

今日色々なところを回ったのもダメ元で

正直諦めていた

でも、本当に良かった

徹｢待たせすぎ。｣

雄大｢ほんとだよーもう！また4人であそぼうね！｣

貴方｢もちろん！｣

そう言ってるAはとびきりの笑顔だった

『そろそろ帰るか』

徹｢そうだね｣

『じゃあ、俺はA送ってくから』

徹雄大｢じゃーねー！バイバイ！｣

『おう、またな。』

貴方｢バイバイッ！｣