【REBORN!】あたしが嫌い？だから何？２【最強】

↑７７話↓ ページ40

→Aside←

女子生徒４「でも、あんたまだその時この学校にいなかったでしょ！見てもいないのに言い切れるなんておかしいじゃない！」

A「そうか？そこの性悪クソ女に騙されているテメェらの頭の方がおかしいんじゃねーの？」

そう言って怯えた風な胸糞悪いクソ女の顔を指さす。

男子生徒３「なっ…俺らと姫ちゃんを悪く言ったな！許さないぞ！」

A「別に許さなくて結構、むしろ、ざまぁみろ。ハッ」

そう言って鼻で笑ってやると周りの奴らはだんだんと表情を険しくしていく。

男子生徒４「つまり、あんたは笹川の味方で、姫ちゃんの敵ってことだな？」

A「そうだな、そこのクソ女の味方になるのは天地がひっくり返っても、槍が降ってきても絶対にありえねぇから。」

女子生徒５「じゃあ、あんたはその嘘つき女の方を信じるわけね！」

A「嘘つき？さて、嘘つきは本当にこっちかな？…京子がそんなことをするような子に見えるならテメェらの目は節穴で可哀そうだな。あ、同情する価値もなかったか…。」

女子生徒５「このっ…！」

―――――パァンッ！

そう言うとその女子生徒はよっぽど腹が立ったのかあたしの頬を思い切り平手打ちしてくる。
あたしはそれを分かっていて避けない。

全「っ！？」

A「…気は済んだか？…イテェだろ、そりゃあ叩かれた方のが痛いけど、叩く方もイテェだろ。…京子はもっと痛かったんだ…だからあたしはこんなの痛くも痒くもねぇ。」

女子生徒５「あ…あ…」

あたしがそう言うと先ほどの威勢はどうしたのか、女子生徒は狼狽える。

A「フン…とにかく、あたしは笹川京子の味方だ。何かあるときは京子ではなく、あたしのところに来い、いつでも相手してやる。以上だ。」

―――――キーンコーンカーンコーン

あたしがそういった直後に本鈴を知らせるチャイムが鳴る。

―――――ガラッ！

教科担当教師「おーい、お前らー席に着けー、授業を始めるぞー…って、天音、びしょ濡れじゃないか、どうしたんだ。」

A「あー、すみません、ちょっと暑かったんで頭から水、浴びちゃいました。」

教科担「何やっているんだ…体操服は持っているか？速やかに着替えてきなさい。」

A「はーい。」

教科担の先生がそう言うと周りの生徒達はそそくさと自分の席に戻っていく。
あたしも鞄から服を持ち出す準備をする。

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