↑７６話↓ ページ39
→Aside←
隼人と教室に戻るとあたしの席の周りに人だかりができているのが分かる。
…一体なんだ…？
よく見てみると京子がクラスメートに囲まれているのが分かった。
すると突然バケツを持った男子生徒が京子に近寄るのにあたしは気づいた。
A「！京子っ！！」
―――――バシャアッ！
その男子生徒は勢いよく京子に向かってバケツの水をぶちまける。
…が、京子にその水が降りかかることはなかった。
獄寺・京子「Aっ！！」
ぽたぽたとあたしの体から雫が落ちるのが分かると同時に全身が冷たくなる感覚が分かる。
…あたしは京子の前に立ちはだかり、京子の代わりにあたしが水を浴びることになった。
男子生徒「あ…天音、さん…なんで、ここに…！？；」
獄寺「テメェ…！((A「隼人！…いいから。」…チッ！…クソッ…！」
隼人が懐からダイナマイトを取り出そうとしているのが見えて、あたしはそれを止める。
A「ねえ、そんなことよりもさぁ、一体何してんの？」
あたしはいつもよりも低い声を出して京子を傷つけようとした奴らに威圧を与える。
男子生徒「あ、天音さんには、関係な…((A「あ？関係ない？でも、現にあたしは水を浴びた、もう無関係とは言えなくないか？」…ぐっ…！」
女子生徒「…だ、大体、その女が悪いのよ！」
A「何が悪いんだ？一人が大勢に囲まれている、これのどこが悪いんだよ？むしろお前らの方が悪いようにしか見えないんだが？」
女子生徒２「だって、その女は姫ちゃんを刺したんだよ！？」
まぁ、次から次に下手なお決まり文句が言えるもんだ。
A「だから？」
女子生徒２「はぁ？だからって何？刺したんだからこの女が悪いに決まってんじゃん！」
A「見たのか？その現場を。」
女子生徒３「さっきから何が言いたいのよ！」
分かんねぇのかよ、脳みそ入ってねーんじゃねーの？
A「だから…京子が百合川を傷つけた現場を、テメェらはテメェの目で見たのかっつってんだよ、馬鹿どもが。」
全‐獄寺・京子「！？！？」
あたしの態度が完全に変わったことに気づいて驚いているのか周りは信じられないものを見るような目であたしを見てくる。
男子生徒２「な、なんだよ！だったらお前は笹川が姫ちゃんを刺してないって分かるのかよ！言い切れるのか！」
A「あぁ、分かるし、言い切れる。」
そう言うと周りは再びざわめく。
…いちいちうるせぇ奴らだな。
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黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 大福さん» 閲覧やコメントありがとうございます！一番好きだなんてとても嬉しいです！とても励みになります！これからも頑張らせていただきますのでよろしくお願いします！(*´∀`)/ (2017年4月7日 9時) (
レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
大福 - めっちゃ良いところやん!！この小説一番好きです!！これからも頑張ってください!!(^^) (2017年4月7日 2時) (レス) id: a4cb61a9a8 (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 悠さん» 閲覧やコメントありがとうございます！喜んでいただけて光栄です！そう言っていただけると励みになります！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！o(*ﾟ▽ﾟ*)o (2017年4月3日 20時) (レス) id: 64106614c5 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - とっても面白いです！！これからも頑張って下さい！ (2017年4月3日 20時) (レス) id: 49ea3e4c7f (このIDを非表示/違反報告)
黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆(プロフ) - 闇の道化師さん» 閲覧やコメントありがとうございます！楽しんでもらえて私も嬉しいです！応援、励みになります！これからも頑張りますのでよかったらまた見て下さいね！(^o^)／ (2017年4月3日 13時) (レス) id: 017ad6c40f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒ウサギ＠リボーン再燃焼☆ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurousagi/
作成日時：2015年9月12日 12時
