私は君に恋をした 【名前変換オリジナル】

19.会話 ページ20

先「おーい！お前ら何やってるんだ！何で教室に戻って来ないんだ！」


先生の声が聞こえてくる。
窓から校庭に向かった叫んでいる。

多分先生の声が聞こえたんだろう。

他のクラスの生徒もこっちを見ている。


ある意味恥ずかしい


茜「すみませーん！今戻ります」


茜がそう言ってとりあえず私達は教室に歩き出した。


大晴「あいつまじむかつく」

伊吹「あぁ宮川のことか」

大晴「そう。まじなのだし」

伊吹「あいつ思ったことすぐ言うもんなー…相手のこと考えずに。
　 俺ちょっとあいつ苦手だわ」

大晴「俺は苦手っていうより嫌いだな」


菜々の悪口らしき会話が後ろから聞こえてくる。

伊吹が言ってるのは菜々のことなんだろうけど、
私のことでもある。

菜々のこと何も考えずに言ってしまったみたいだし…。


伊吹「あーでも神崎のは違うぜ？神崎が言ってるのは正しいし」


それが違うんじゃない？

正しいからって
なんでも言って良いわけじゃないと思う。

そう思っているのに
私は何故か「うん…」と言ってしまった。


多分心の中で
野村に対して酷い事を言った菜々をまだ許せてないんだろう。
でもそれは菜々も同じ。

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