Unfairy× Tale【GF】

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しかし夕飯時の7時になっても彼は
帰ってこなかった、しかもメイベル
まで髪の毛を食べながら落ち込んで
いる




W「どう？髪の毛は美味しい？」



M「ウェンディ...男の子と
別れた事って、ある？」



W「勿論！」



どうやらメイベルは自分で ちゃんと
別れを言うべきだったのではとモヤ
モヤしている




「ならちゃんと言った方がいいよ
多分 ギデオンはディッパーといる
から」



M「うん！分かった！行ってくる！」



メイベルは自転車に乗って
二人がいる場所へと向かう




「やっぱ兄弟っていいなぁ...」




どうして兄はいなくなったんだっけ？
何で私と兄は喧嘩 別れしたんだっけ？





何で、私は兄を見捨てたんだっけ





「＿＿＿＿＿＿何だっけ、兄さん」




煙に巻いたのは自分自身なのにね






【一方その頃 ディッパーは】




D「ぐ、ぐぐっ...」



G「ハハハハハハハハ！」


【ギデオンの超能力で金縛りを
受けた挙句にハサミで体を両断
されそうになっていました】



ーバンッ



M「ギデオン！話があるの！」


G「メイベル♡僕の可愛い
マシュマロちゃん♡」



M「ごめん、あたし 貴方の
マシュマロにはなれない...
自分で正直に言うべきだった
よ」



G「でも...」



G「何でダメなの"...ッッ！？」



ーギュゥゥゥゥゥゥッ




ギデオンが自身の力の源である、ループ
タイを握りしめるとディッパーも苦しみ
出す



D「メ"、メイベル"...ッ」


M「でも、あたし達 友達では
いられるよ？これからも友達
っ！」



G「ホント？」



ーブチッ





ギデオンの手を握り油断させた瞬間
メイベルはギデオンのループタイを
引きちぎる



M「もう友達じゃない！ディッパーに
ひどい事したんだもん！絶対 許せない
！！」



G「返せ！」



M「パス！」



D「よっと、これが無きゃ何も出」



G「アアアアアアアアアアア！」



ーバリンッッッ



M「ディッパー！」



ギデオンはディッパーに突進し勢いで
窓ガラスを割りディッパーを巻き添え
谷底へと落ちて行く




「「ワァァァァァァァァァァ！」」





D「ワァァァァァァァァァァ！」



ーふわ



D「わァ...ァ...？」



「泣いちゃった？」



自分達は奇跡的に浮き、助かった
しかしそれより勝る驚きがあった

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