Unfairy× Tale【GF】

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S「船に戻るぞ！急げ！」


D「でも写真が！」


「写真ならスースが撮った
ビーバーの写真でいいよ！」


S「何も無いよりマシだろ！？」


D「何も無いのとおんなじだよ！」



命からがら船に乗り島を脱出しても
ネッシーは着いてくる、霧を抜けて
スタンや他の観光客達の間を潜って
逃げ回るが



M「もう逃げられないよ！
しかも目の前には滝まで！」



「前門の滝に、後門のネッシーか...
こうして振り返ると短い人生だった
よね...」



D「やめて！？こんな時に人生のターニング
ポイントを見通さないで！え〜っとえ〜っと
確か〜〜...！」



ディッパーは御用達のミステリー本を
読み漁ると、どうやら滝の中には洞窟
が



D「滝の中へ！！あの後ろに
洞窟がある...かもッッッッ！」



M「ある『かも』ッッッッ！？」


「そんな曖昧なのッッッッ！？」



だが仕方ない4人は滝の中に突っ込む
もし、これで本当に洞窟が無かったら
壁にぶつかって死ぬ事になる




「「「うわァァァァァァァァァ！」」」



ーザパァッッ



「「「ァァァァァ！アッッッッ！」」」



滝を突っ切った先には、小さな海岸が
4人は船が乗り上げた衝撃で陸の上へ




「いや〜あぶな」



N「グォォォォォォォッッッッ！」



「嫌ァァァァァァァァァ！背後
から突撃 お宅が晩御飯！！？」



ーぐっ、ぐっ




M「...あれ？」






N「グォォォォォ...」


M「穴にハマった！」


D「イェーイ！」



「よかったぁ〜〜...」



D「よし！じゃあ写真」



D「...カメラ！」


M「ここ」


メイベルはディッパーの帽子を取る
ディッパーは最後の希望(カメラ)を手に高台
からネッシーを連写する




ーパシャ、パシャッッ





M「良い写真 撮れた！？」

D「良い写真ばっかり！」


「イェーイ！」


「「イェーイ！」」



3人が抱き合って喜び合う中で
頭の上に石が落石しネッシーが
気絶する




ープシュゥゥゥゥ




「え？」


D「なん、だ？」



高台から飛び降りディッパーは恐る
恐るネッシーに触ると、皮膚が硬い
いや硬いなんてものじゃない




D「皆！これ見てよ！」



皮膚は鉄だ。叩けば音がする。
中に空洞がある設計のようだが
ディッパーは、上部にある扉を
見つけた

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