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8話 ページ8

高「こんちわー

姫をお迎えに上がりまっしたー!」



玄関の方から和の毎朝お馴染みのセリフが聞こえてきた


今日いつもよりちょっと早い…



母「おはよう、和成くん

ちょっと待ってね、Aたぶん着替え中」



高「はーい」



何だろ、今日何かあるのかな?


とりあえず急いで着替えた




「和、お待たせしました」




高「おっ、来たな!

じゃ、行ってきまーす」



「いってきます」



家を出てこれまたお馴染みのチャリアカーに乗る


顔に当たる風が冷たくて痛い




高「そーいえばさぁ、明後日体育祭じゃん?

A何出んの?」




うちの学校、11月に体育祭があるの

すごくさむいんだけどね




「あめくい出る」




高校になって初めてする競技なんだけど、

なんだか飴がもらえるんだって




高「飴もらえるからだろ?」




なんだ、和も知ってたんだ




「うん

和は?」




高「俺は騎馬戦とリレー」




和リレー出れるんだ…


リレーって足速い人しか出れないのに




「和足速いんだ?

小学校の頃は私のほうが速かったのに…」




高「ま、俺も一応バスケ部だし?」




そうだよね、強豪バスケ部で1年レギュラーなんだから和も真君もすごいんだ…



試合とか見に行ったことなかったもん

だってわたしマネージャーじゃないし



和と一緒に帰るからたまに見学はしてるし、バスケ部の先輩とも仲良くしてもらってるけど



「うん、今度こそ見に行くから、試合」



絶対、今度こそ、ね



高「お?おぉ…」



 

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設定タグ:黒子のバスケ , 高尾和成   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:あや | 作成日時:2014年2月13日 20時

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