【文スト】太宰の弟は皆から愛されています【男主】 (ページ6)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:6,086 hit

第三話！ページ6

A視点

はぁ……いや、普通にさ？普通にだよ、依頼人の所に行って見ればさ？
めっちゃ怒られたんだけど……

依頼人の父に←

何かさ、
「俺の娘は、絶対にやらん！！！」って←

ん？待てよ……俺、普通に依頼人の所まで行ったんだよな？
なのに、何で結婚話になってんだ？

……………はぁ？

A『あの……俺、普通に依頼のために来たんですけど……』

依頼人「え？……私、何か依頼したっけ…？」

いやいや、何で忘れてるんだよ……
俺、早く帰んないとやばいんだよ
いろいろ←

父「ほら、みろ。どーせ、娘と結婚したくて来たんだろ」

A『はぁ……依頼してないんですね？じゃあ、俺帰ります』

もういいや、うん
国木田には、依頼人居なかった…見たいな感じで言えばいいだろ

依頼人「えっと…！待って下さい！！私、依頼したかもです！！」

父「何っ！？」

面倒くせぇー
何、したかもですって……←
俺、早く帰りたい。マジで

依頼人「えーと……あっ！猫探してほしいんですけど！！」

A『猫？猫ですか？』

依頼人「はい！！一昨日から見てなくて……私、ずっと心配してて夜も眠れなくて……」

父「確かに……あの、マリンボートが居なくなるとは……」←

ねぇ、父親よ←
笑いを取ってるの？その名前、猫可哀想だよ
何、マリンボートって。せめて、マリンだけにしてやれよ

A『マリンボート…って言う名前何ですか？』

依頼人「はい！！あっ…！写真ありますけど……見ますか？」

いや、普通見ないと分かんないよね？
えっ……見せないでやらせようとしてないよね？
結構、辛いぞ。何なら兄使っても探してやるぜ？←

父「……普通、見せないと猫探し出来ないと思うが……」

父親正論だろ！
何、今だけ正論言ってるの？←
やばくね？俺、めっちゃ心荒れてるわ←

依頼人「そうですよね…！……はい、この猫何ですけど……」

A『……スコティッシュですね』

依頼人「分かるんですか？」

A『はい、猫好きな上司に教えてもらっていたので……』

そう！社長に、よく猫の事を教えてもらっていたのだ！！←
そのお陰で、ぱっと見た猫だけでも分かるようになった