物語五十四頁 ページ7
花歌の間へ行く途中オビに呼ばれた
ｵﾋﾞ「最初にいっときますけど主からです。
部屋からでるな。顔を出せ。
ですってよ。翼嬢」
何故だか真剣な顔をするオビ
『でも、殿下に呼ばれた。
たぶん、ゼンじゃなく第一王子に』
あちゃーっと頭をかくオビ
ｵﾋﾞ「じゃあ、仕方ないっすね
でも、顔は出してた方がいいですよ。」
本当に第一王子だったらさすがにヤバイ
『わかった』
私は素直に忠告を受けてフードをとった
フードのなかでまとめたいた髪がほどけ
腰までの長い澄んだ水色の髪があらわれた
オビの顔を見ると若干頬を赤らめて
私を見つめていた
なんだ気恥ずかしくなって
早くこの場を去りたいと思った
『じゃあ、行ってくる。白雪を待たせてるからね』
私はすぐに白雪を追って花歌の間へ急いだ
ーーーーーーーーーーー
ｵﾋﾞ
今朝見たばかりなのに
フードからあらわれた
澄んだ水色の髪が
すっごいきれいで
見とれてしまった
花歌の間へ向かう翼嬢
腰までの長い髪がゆらゆらと揺れている
時々当たる外の光がその髪を照らすと
森の中の澄んだ小川を連想させるほどきれいだった。
ｵﾋﾞ「翼嬢には敵わないなぁ〜」
走っていく翼嬢の背中に頭を軽くかきながら優しく微笑み
いつもの木上へと移動した。
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舞姫桜乃鬼 - 面白かったです！内容もとても良くすごく気に入りました！続き楽しみに待っています！(^ο^) (2017年12月31日 23時) (
レス) id: 0564fd8680 (このIDを非表示/違反報告)
かりそめの蘇生(プロフ) - 面白かったです！続き楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2017年11月24日 21時) (レス) id: 30c6595324 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけねこ | 作成日時：2017年8月19日 23時
