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ナオミちゃんに引っ張られたどり着いたのは赤レンガのビル。



そして私は今


『武装探偵社』と書かれた扉の前にいる。





ナオミ「ただ今帰りましたわ!!」



?「な、ナオミ!!一体何処に行ってたの?!探したよ!?」





そう云ってオレンジ髪の男の人はへなへなと床に座り込んでしまった。






ナオミ「兄様、心配してくれたのね〜!ナオミ嬉しいですわ!

路地裏で柄の悪い男性に絡まれていたところを此方が助けてくださりましたの!!」





どうやらあのオレンジ髪の男の人はナオミちゃんの兄らしい…。





に、似てない…!





谷崎「そ、そんな?!ナオミは大丈夫?!怪我してない?!その男は!? え?この人が退治してくれたって?よ、よかった…。


あ、申し遅れました。
ナオミの兄の谷崎潤一郎のいいます。妹を助けてくださり、ありがとうございました。」




ぺこり、と谷崎くんが頭を下げた。



ナオミ「どうぞ、此方におかけになって!」





A「有難うございます。私は榊原 Aと申します。それと、当たり前のことをしたまでですのでお礼などは………ん?」



改めて一息ついてから正面に座った谷崎くんの顔を見る。




之は…!



A「先程お礼はよいと云ったのですが……




谷崎くん、私と一緒に 心中 しないかい?!」




谷崎「へ?!し、心中!?」


谷崎くんの前に膝をついて座り手を取る。


ナオミ「いくらAさんでも兄様は譲りませんわ!!それと心中なんて太宰さんみたいなことを仰りますわね。」



A「太宰…。」





他にも私のように心中に誘っている人がいるのだろうか…?



谷崎「もうそろそろ帰ってくると思いますよ。」




同時に探偵社の扉が ぎぃ、と音を立てた。





この時シュークリーム食べたいなァ、なんて呑気なこと思ってた自分を殴りたくなるのはもう少しあとの話。

再開→←一



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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月10日 19時) (レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
★ayaka★(プロフ) - 面白かったです。めっちゃドキドキでした続き待ってます (2019年11月4日 21時) (レス) id: 65fd904e63 (このIDを非表示/違反報告)
月村(プロフ) - よるさん» コメント有難うございます!これからもっと燃やす(萌)つもりです! (2019年5月17日 18時) (レス) id: 367a4ac6f4 (このIDを非表示/違反報告)
よる - 双黒が部下っていい……萌える((【速報】只今、○○県○○市のお宅から火災が発生しました。近所の住民によると『尊いーー!!』と叫びながら人が急に燃えたそうです。 (2019年5月15日 0時) (レス) id: 0f45599fe0 (このIDを非表示/違反報告)
月村(プロフ) - 麦ちゃん さん» 新しい季節でバタバタしており更新する機会がなかったのですがGWにもなり時間がありますのでこれから更新しようと思っています。わざわざコメント有難うございます! (2019年5月2日 9時) (レス) id: 367a4ac6f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月村 | 作成日時:2019年4月8日 22時

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