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俺は半ば呆然としながら気力で自分の部屋に戻った。
ピカピカのダイニングテーブルに手をつき、ガックリとうなだれる。
いや、好きだよコナン。
あんまり詳しくないけど好きだよコナン。
でもさ、あんな日常的に殺人事件起きる世界には普通行きたくないでしょ。
『はぁぁ、勘弁してくれよ……。』
これからどうするべきか途方に暮れていると、唐突にぐうぅ、と腹が鳴った。
……そういえば、今何時なんだ？
窓の外は明るいけど、朝なのか昼なのかいまいちよく分からない。
時計、時計…っと。
家具の少ない部屋の中を見渡して無駄にカッコいいシックな壁時計を見つける。
『２時かぁ…。そりゃ腹も減るわな。』
なんかあるかな。
俺はキッチンに向かい真っ黒な冷蔵庫を開け放つ。
『うわ…、マジか。』
文字通りになんも無い。
パンも、米も、牛乳もない。
あるのは水道から出る水だけ。
『……ん？』
ガクリとうな垂れた俺の視界の端に白い紙が映る。
不思議に思って調理台の上のその紙を見ると、なんとそれはあの神様(仮)からの手紙だった。
内容はというと。
“ 君の名前は前と同じだよ。君の能力もそのままだ。歳は２４歳。生活に必要なお金は寝室の金庫に保管されてる。でも１ヶ月分だし、有限だから自分で稼いで生活していって。次に私と君が会うときは、次に君が死んだときだ。じゃあねー。”
……なるほど。
つまり、神様(仮)のお助けはお金のことだけ。
後は自分でなんとかしろよと。
俺は深いため息をつきながら、寝室に向かった。
とりあえず腹減ったから食料買いに行こう。
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あごしわ - 常に周囲を警戒(サバゲー狂特有) 一ミリも隙がない(サバゲー狂特有) 強烈な殺気(サバゲー狂特有) (2020年1月3日 5時) (
レス) id: d41c4bfd58 (このIDを非表示/違反報告)
NIL(プロフ) - 白桜さん» 続編移行、初めての時はよく分からないですよね。とても面白いと感じる作品なので、これからも頑張って下さい (2019年7月8日 0時) (レス) id: 6ea316f6e9 (このIDを非表示/違反報告)
白桜(プロフ) - 続編登録いたしました、申し訳ありません。やり方がよく分からず……。拙い作品を読んでくださりありがとうございます。機械には若干相入れなさを感じます……。 (2019年7月8日 0時) (レス) id: 33d5312230 (このIDを非表示/違反報告)
NIL(プロフ) - 続編が登録されていないのか、２に移動できません。いつも楽しませてもらってます。更新頑張って下さい (2019年7月7日 23時) (レス) id: 6ea316f6e9 (このIDを非表示/違反報告)
山姥拓海(プロフ) - 早く続きが見たいですね！更新頑張ってください (2019年7月6日 21時) (レス) id: e2c2af4155 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白桜 | 作成日時：2019年5月21日 19時
