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『あーほんと馬鹿俺ほんとアホ……。』
俺はダイニングのテーブルに突っ伏しながら心の中の愚痴を吐き出す。
『絶対目ぇ付けられたよ黒の組織に……。いや生きて帰ってこれたからいいんだけどさ……。』
深い深いため息をつく。
あのピリピリとした攻防戦から１週間。
俺は未だにあの時の大言壮語を後悔していた。
『なぁにが “さぁ？” だよ。はぐらかしたって見つかるに決まってんだよ。マジ銃持ったら人格変わる癖直したいぃ……。』
自分でもキノコが生えるんじゃないかと思うくらいぐちぐちジメジメ。暇さえあればこうやっている。
うん、自分でも鬱陶しいと思う。
『結局仕事も見つかんないし。何？どうしたいの？神様は俺にどうして欲しいの？俺にどうなることを望んでんの？てか何でこんな怖い世界に寄越したわけ？』
ついには神様にまで愚痴をこぼし始めた俺。
すいません、ネガティブになるとこうなってしまうんです。直しようがないんです。ほんと神様ごめんなさい。
『仕事仕事仕事仕事あぁ……。』
やべぇ病んでる。
止まらない口に若干の恐怖を感じ始めた俺は、のそりと重い体を無理矢理起こす。
『ん……。』
ふぁぁ、と固まった体を伸ばしながら欠伸をする。
この瞬間が、俺は気持ち良くて結構好き。
『……飯食お。』
気分を切り替えるために飯でも食おう。
時計を見れば針は丁度１時を指していて、昼飯には丁度良い。
『なんか作るかな〜……。』
冷蔵庫の中身を予想しながら献立を考える。
俺は1人暮らしだったせいで、それなりに料理ができる。だからよくサバゲーの後輩にたかられてた。
まぁ人に作るの好きだったから結構歓迎してたけど。
『うっわ嘘だろ……。』
ピーマン１個しかないってどゆこと。
俺にピーマン食べてろっていうの？
俺には昼飯なんてピーマン１個で充分だってこと？
……いやいや大丈夫、世界は俺に優しいはずだ。
その割に結構危険な目にあってるけど。
……いや、大丈夫だ、うん。
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あごしわ - 常に周囲を警戒(サバゲー狂特有) 一ミリも隙がない(サバゲー狂特有) 強烈な殺気(サバゲー狂特有) (2020年1月3日 5時) (
レス) id: d41c4bfd58 (このIDを非表示/違反報告)
NIL(プロフ) - 白桜さん» 続編移行、初めての時はよく分からないですよね。とても面白いと感じる作品なので、これからも頑張って下さい (2019年7月8日 0時) (レス) id: 6ea316f6e9 (このIDを非表示/違反報告)
白桜(プロフ) - 続編登録いたしました、申し訳ありません。やり方がよく分からず……。拙い作品を読んでくださりありがとうございます。機械には若干相入れなさを感じます……。 (2019年7月8日 0時) (レス) id: 33d5312230 (このIDを非表示/違反報告)
NIL(プロフ) - 続編が登録されていないのか、２に移動できません。いつも楽しませてもらってます。更新頑張って下さい (2019年7月7日 23時) (レス) id: 6ea316f6e9 (このIDを非表示/違反報告)
山姥拓海(プロフ) - 早く続きが見たいですね！更新頑張ってください (2019年7月6日 21時) (レス) id: e2c2af4155 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白桜 | 作成日時：2019年5月21日 19時
