【銀魂３ｚ】この声が届く先

▼１２−３ ページ8

ふわりと笑うA。



そのまま上半身を起こそうとする



銀「ばっ！起きるな寝ろ！！」

はんば強引にまたAを寝させる。



あ「・・・」


銀「なんだよ？その目は」



・




・



あ「…なんでいるんだ？大河内は？」



銀「っ！！」



あ「…

先生だから当たり前か。」




窓の方を見て俺に背を向ける。


あ「…もう大丈夫だから。かえっていいよ？」




違う…


A。




銀「…もう別れた。」


あ「・・・」



ピクリと動くA。


ゆっくりこっちを見た。




あ「なんで？」




銀「

A。今更言って信じてもらえるかわかんねぇけど。
実は…「大河内に取引を持ち出された。」！？」



あ「…大方、付き合わないと僕かお前をどうにかする…みたいなこと言われたんだろ？

だから仕方なくのった。

違うか？」



まっすぐ俺を見るA。



銀「お前…分かってたのか・・・？」


あ「あの女が考えそうななんのひねりもない作戦だよ
分かんない方がどうかしてる。」



銀「ッ！ならなんで！！なんで…俺に。
俺にあのとき。言ってくれなかったんだよ！！！」


・



・



あ「だって

お前言ったら、すぐに僕の味方になるだろ？」

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