【銀魂３ｚ】この声が届く先

▽１２−７ ページ16

・・・

このめがね君は

すごく純粋なんだ、と頭の片隅で思った



やさしいなんて銀八以外に初めて言われた。




あ「…君の姉はあちら側だよ？」

新「関係ありません。これは僕が決めたことですし
…姉上があなたを否定するなら僕も否定されます。」



強い目


やっぱりこの子は強い。





あ「…君が今ここにいるということは
他の人間は知ってるんだろ。・・・大河内なら君も一緒につぶすよ


それほどの覚悟はあるのか？」



新「…はい。Aさんも一緒に守る覚悟もあります」



あ「！！！」


僕を…守るか。





なんか、くすぐったいな




あ「そうか。ありがとう…

早く帰りな僕はもう大丈夫だから」


新「でもっ」


あ「仲間ができたんだ、大丈夫に決まってる

明日には僕もいけるから…はやく学校に行け

病院に行ったとは言うなよ」




新「・・・
絶対明日来てくださいよ！約束ですからね！！！」



それだけ言うとめがね君は

学校に帰った。






めがね君

めがね君




あ「…新八君」



・・・

人の名前を言うのってなんか変な感じだな。





−−−−
この日はそのあと銀八が来て一緒に帰った

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