【銀魂３ｚ】この声が届く先

▼１１−５ ページ2

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銀「・・・」




ふと空を見た


日はもう落ちて
暗くなり始めてる。




春「どうしたのー？先生」



顔をのぞき込む春奈


銀「くれぇから帰れ」



ぶっきらぼうに言う

春奈は笑い俺の首に腕を回す



春「先生が送ってくださいよ？」



銀「相変わらず暇じゃねぇんだよ」



早く帰れ


お前といると


Aへの罪悪感がふくれあがる





春「えー、彼女に対して冷たいよ？」


銀「学校で言わないでつってるよね」


春「聞いてても私が何とかしてあげますよ」




沈黙が流れた時




ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ


銀「？」


春「あっ私だ！

ちょっと先生待っててね」



俺から少し離れると春奈は
電話に出た




春「なに？

…そう。で？あいつ等は？そう、分かったわ
あなたはもう帰ってもいいわ」



スマホを耳から離すと
春奈はまたこちらに来た



銀「誰から…？」


春「浮気なんかしませんよ！
…執事からです」



…さすが金持ちだな


なんて考えてるとまたケータイがなった


今度は俺のだ





俺は大河内から離れる


ディスプレイには


・・・病院？




銀「はい、銀八です…

―――――は？」

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