俺達のマネージャー 3 (ページ35)

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山彰side

山彰｢あれ？A寝たんですか？｣

和輝さんの所へ行けば膝枕をされて眠る主役の姿があった

和｢場酔いだろうな
自分がメインで開かれる飲み会なんて初めてだろうしよっぽど嬉しかったんやろ｣

公｢そういう和輝も嬉しそうだけど？笑
そんなにさっきの言葉が嬉しかった？｣

和｢うっせ｣

山彰｢さっき？｣

公｢チビ助が珍しく和輝にデレてさ
自慢のお兄ちゃんだって言ってたんだよ
あー、動画撮っとけば良かった｣

和｢お前そんなことしたらまた避けられんぞ笑
最近やっとで仲直りしたんやろ？｣

公｢あれはこいつが一方的に気を遣いすぎてただけだから
俺がメディアに出るようになってから急に他人行儀になるからマジで凹んだし｣

和｢まだマシな方だな
こいつとか陣君はいきなり音信不通になってるから笑｣

山彰｢ちょ！和輝さんそれは｣

公｢あー....あれのせい？｣

山彰｢え、公輝君も｣

公｢大分前に和輝からね
ダンスの事全然話さなくなったから何かあったのは気づいてたし
....ぶっちゃけ当時は相手の子ぶん殴ってやろうかと思ったよ
こいつがどれだけダンスが好きかは知ってるつもりだから
けど、そんな事してもあいつは喜ばないからって和輝にも釘を刺されて何とか思いとどまったってわけ｣

山彰｢なんか、意外と公輝君ってシスコンなんですね｣

公｢えー、それ君が言う？
ランペで一番過保護だってタレコミきてるよ？笑｣

山彰｢....おい昂秀｣

近くで聞いていた昂秀を呼ぶとあからさまに目が泳いでいる

昂｢俺は言ってませんよ！？
あん時は龍が｣

龍｢ちょ！人のせいにすんなよ！
昂秀だってニヤニヤしてたじゃん！｣

山彰｢お前らなぁ｣

公｢まぁまぁ笑
つまりそっちで上手くやってるって聞いて安心したって話｣

龍｢最初はめっちゃ驚きましたけどね笑｣

昂｢新しいスタッフさんが俺らと同じぐらいの人でしかも女の人！？って笑
まこっちゃんは苦手意識モロに出すし、龍なんて1年くらいビビってるし笑
それでも、Aさんは嫌な顔しないで優しくしてくれて
俺が海青さんと喧嘩しそうになった時も仲裁してくれて....この人がいてくれて本当に良かったなって思います｣

山彰｢おー、珍しく良いこと言うやんけ｣

昂｢レモンサワー下さーい笑｣

これだけ賑やかにしてもAが目を覚ます気配はなかった

北｢山彰さん、ちょっといいですか？｣

涼太さんと飲んでいる北人に呼ばれるとそこには直人さんや塩野さんも一緒にいた