検索窓
今日:15 hit、昨日:134 hit、合計:132,196 hit

3-27 ページ28

山彰side

浦「....と言う訳でございましてですね」

山彰「あいつまだ苦手やったんか
まぁ、だとしてもお前が悪いことには変わらんけどな?
昂秀がわざわざ忠告してくれたにも関わらず動きやがって」

浦「ぐぇっ!山彰さ、ぐるじぃ!」

翔平にヘッドロックを決めると自分の太腿を叩いて降参の合図を出してきた


問題はここからだ


Aの性格上人前で自分の弱い所を見せない分、一度愚図れば機嫌が治るまで時間がかかる
俺達に心を開いてくれている証拠だから嬉しいけれどまだ撮影も残っている

どうしたものか....

山彰「おいA」

「.....」

だんまりを決め込み、未だに瑠唯の胸に顔を埋めている

与「え〜、なんか可愛いんですけど」

拓「こんなAさん滅多に見れないですもんね〜」

山彰「そこ甘やかすな
A、瑠唯の衣装をお前の涙と鼻水で汚す気か?」

「....鼻水出てないもん」

山彰「だとしてもまだ撮影が残っとる
分かったらさっさと離れろ」

Aの脇を掴んで無理矢理瑠唯から引き剥がした

「彰吾君の馬鹿、チビ」

山彰「お前とそんな変わらんじゃろ
ったく、ほれ」

「わっ、」

自分の元へ引き寄せて頭を撫でる

山彰「暫くここら辺近寄んな
また出てくるかもしれんから
撮影終わるまでこれでも着てろ」

自分の私服のパーカーを羽織らせてフードを被せる

山彰「これなら大丈夫やろ」

「べ、別に....こんなのなくても平気だし」

山彰「ビービー泣いたやつが今更強がんな笑
ええからそれ着とけ、な?」

「ん....」

Aが落ち着いた所で撮影を再開して、何とか一日でMVを撮り終えることが出来た

健「腹減ったー」

壱「帰ったら何食おっかな」

陸「いーなー、壱馬は解禁日で」

慎「あれ?Aさんは?」

そう言えばと辺りを見ても姿が見えず高野さんに聞けば休憩室にいるらしい

陣「A〜、大丈、夫....」

海「陣さんどしたんですか?」

陣「シッ、見てみ?」

こっそり覗くとソファで俺のパーカーを握り締めながらスヤスヤと寝ているAがいた
小さく口が開く癖は子供の頃から変わらない

山彰「ふっ、間抜け面」

いつもなら叩き起すけど今日は特別だ

山彰「A、撮影終わったぞ」

「ん〜、」

力「こう見ると年下に見えるよな笑」

樹「普段との差が激しいですからね笑」






後ろで壱馬が動画を撮っていたから暫くはいじられるだろう









そして翔平はというと、後日に並ぶくらい有名なケーキをAに買っていたそうだ

3-28→←3-26



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (102 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
513人がお気に入り
設定タグ:THERAMPAGE , LDH , ランペ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あすか | 作成日時:2022年11月28日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。