JEALOUSY。＊＊＊YELLOW ページ1
sideA
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『何これ。』
「えっと、チョコレートですね。」
『誰にもらったの？』
「お客様から・・・」
『なんでこんなにもらってくんの？』
「えっと・・・渡されたので、受け取りました。」
『・・・・ちっ。断れよ。』
でた。
超拗ね拗ねモードの大型犬照くん。
事の発端はコレ。
私が袋いっぱいに持ち帰ってきたチョコレート。
照くんと一緒に食べようと思って
ちょっとウキウキしながら持ち帰ったのが間違いだった。
まさか、こんなに嫉妬してくれるとは・・・
「照くんだって、
スタッフさんから結構な量頂いてきてるじゃない。」
『それとこれとは違うだろ。』
「違わないよ。
担当してるお客様から”いつもありがとう”って意味で
頂いたものなの。」
『オッサンたちの下心見え見えじゃん。』
「じゃぁ照くんのスタッフさん達も下心ありありだね。」
『だから！何でそうなるの！？』
「そういう言い方してるの照くんだよ？」
『なんっ・・・！』
抜群のタイミングで洗濯機のブザーが鳴る。
これ以上言い合いをしていても
どんどんエスカレートしていくだけ。
ちょっとクールダウンしようと
浴室の洗濯機から洗濯物を取りだして
リビングの奥のスペースに欲していく。
ものすごい不機嫌な顔をした
照くんの視線を感じたけど
敢えて無視した。
『は？何それ？』
背中で照くんの声がして
手に取っていた洗濯ものに視線を落とすと
レモンイエローのタンクトップ。
春先に向けたトレーニングウェアの新商品を
今日のレッスンで試着したのだった。
春っぽいパステルカラーのラインナップの中から
照くんっぽいのを選んだんだけどな。
そんなイヤそうな顔で見つめられると
さすがに私もムッとなる。
「春モデルのウェアなの。」
『露出しすぎだって言ってんじゃん。』
「私の体を見せるために着てるんじゃないってば！」
『でも見てるヤツいんじゃん。』
「知らないよそんな人！全部照くんの妄想でしょ！？」
『は？ほら、それ絶対谷間見えるヤツじゃんマジでヤダ！』
「照くんってジム行ったら
こういうウェア着てるイントラさんの谷間見てるってことだ？」
『何でそうなるんだよ！』
「だってそうでしょ！？」
『お前・・・おかしいじゃん。
そんな服着てヘラヘラ笑って、袋いっぱいチョコレートもらってきて。
ほんっとヤダ。』
おかしい？どっちが？
ああ、もう。限界。
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遥(プロフ) - NEWSnowさん» 嫉妬なくしてひーくんは語れないですもんね💛🙈💕あとは朝まで、愛し合っちゃって下さい( *´艸`)💛 (2月12日 21時) (
レス) @page7 id: ebcf222aae (このIDを非表示/違反報告)
NEWSnow(プロフ) - 🙈💕ｷｬｰ嫉妬全開なひーくん好き😍もっと嫉妬して欲しい｡その後の2人しっかりと脳内で想像しながら愛し合おうと思います😊(ﾉｼ`>∀<)ﾉｼ ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ (2月12日 12時) (レス) @page4 id: 70264588ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遥
| 作成日時：2024年2月11日 21時
