秘密の恋愛してみます?

将来 ページ20

太輔side


「Aっていつあるんだ？」



「えっ…何が？」



分からんか。




「決まったんだろ?ドラマの…今はエキストラに近い役だけど…」


「…!!!!!!何でしってるの!?」

Aめっちゃ驚いてら。


目まん丸にして。





「聞いた。渉に少しだけAのこと話したことがあって、覚えてくれてたみたいいで教えてくれた。」



びっくりだよ。

なんで女優を目指したのか？




「共演…したいぁ…」



Aがぼそっとつぶやいた。




「うん。絶対な。」



「約束…ね。」


どちらからとなく2人で指切りをした。


「ふふっ。指切りゲンマン嘘ついたら針千本飲ーーます。指切った！」


笑い笑いでもノリノリでAが言った。




こういうときAの精神年齢グッと下がる。


プチギャップってかんじ。





脅しかけたりもするけど(笑)





「そろそろ帰るか。途中まで送るよ。｣





「あ、ありがとう。…ここ…」


Aが足を止めた。



「どうした？」


Aの驚き顔。



そのまま笑って

「やった！隣だね。」


「…何が?」



「春…4月からここに住むんだけど、隣町に住むことになりました。」



「だからあそこにいたんだ。」




「太輔はなんでいたの？」





そう言えば俺ずっとジャージだ。

「ランニングしてた。」



「あぁ。」

納得の様子のA。


「ほらっ…帰ろうぜ。｣



「うん。」








A18歳
太輔29歳

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