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「…じゃあ帰るね。」
『泊まって行かないの?
Aはいつも帰るじゃん。』
「明日も仕事だし。」
私はルールを決めている。
絶対に泊まらない。
のめり込まない。
この気持ちを悟られない。
『Aは』ってことは泊まっていく子もいるってことで。
その子たちとは一緒にしてほしくないっていうか。
私はあくまでもセ フレです、宏光に興味ないです、って態度にしなくちゃ。
そうすれば、後ぐされないって思ってくれるでしょ?
長く関係続けてくれるでしょ?
次があるかなんてわからない。
宏光が飽きたらそれでおしまい、の関係には色んな計算が必要なんだ。
『…そっか。』
ベッドの下に散らかった服をの中から、パーカーを羽織って玄関まで送ってくれる。
『またな?』
ちゅっ、って音を立てて唇が重なる。
玄関の扉を閉めて、毎回思うんだ。
「また、はあるのかな…。」
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あっぽん(プロフ) - piroponcandyさん» コメント、そしてお気に入り登録ありがとうございます!そう言って頂けてとっても嬉しいです( ´ ▽ ` )まだまだ手探りですが、楽しんでもらえるお話になるように頑張ります。これからもよろしくお願いします! (2020年12月17日 23時) (レス) id: 5b7fb835a4 (このIDを非表示/違反報告)
piroponcandy(プロフ) - 初めてコメントさせて頂きます。お気に入りにしつ、"みつの夏"読んでます。いいですね、元カレ藤ヶ谷さんに、キレ気味な北山くん。どうなるか楽しみです(^o^)続き待ってます。 (2020年12月17日 23時) (レス) id: bcc9486015 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あっぽん | 作成日時:2020年12月2日 23時