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百九話 ページ24

「あ、真っ暗だけど周りのお店明るいから平気だ」


私はホテルへ、はや歩きで向かっていた。


「…ここらへん変なお店多いいな」


及川「A!!」


「ぅえっ!!?んだよ、また兄貴かよ」


及川「何でグレてるのw」


「あ、ごめん。本音出た」


及川「え、本音?え、Aの本音怖いw」


「嘘だわボゲェ!その袋何?」


兄は片手に袋を持っていた。


及川「さりげなく、ボゲェって言ったよね。えっとこれは包帯!国見ちゃんの血が止まんなくて☆」


「止まんなくて☆じゃないよ。危なくない??」


及川「まぁ、元気が無くなってはいるけど」


「え…私も行っていい?」


及川「全然いいよ!」


聞きたいこともあるしね。


及川「こっち行けば、すぐつくから行こ!」


「う、うん」


私そこ、いたんだけど全く記憶にないんだよなぁ…。たぶん洗脳薬のせいで。


*


及川「ついたー!」


「え、こんなところだったの…?」


その建物を見ると、四角いコンクリートで作られた建物だった。


かなり怪しいもの作ってますよオーラーがする。


及川「はい。入って〜」


「うん」


「真っ暗だなぁ…」


及川「薬品作る機会で結構電気使うから、ほとんどの部屋は真っ暗にするようにしてるんだ」


「へぇ」


私が奥へと足を進めると、ドアの下から電気が漏れている、部屋を見つけた。


こういう部屋にいい思い出ないわ…。


及川「ここだよ…ってどうしたの?」


「…お兄ちゃん先入って」


及川「?うん」


お兄ちゃんがゆっくり扉を開くと、ベットで横になってる国見ちゃんがいた。


「なんだ。普通の部屋か」


及川「なんだと思ってたの?」


「へ?いや、何でもない」


お兄ちゃんにあの切断された部屋見たって言ったら、どんな反応するかわからないからね…。


私は静かに国見ちゃんに駆け寄った。


「顔色悪いよ…。全然大丈夫じゃないじゃん…」


及川「そうかな。もっと真っ青にならない限り死なないけど」


あ、そっか。実際に殺してるからわかるのか…。


怖いわぁ。

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- ちょっとまてやっ!!とうもろこしって食い物なんか?← てかケンメァァァァァァ!! (2015年12月28日 20時) (レス) id: c0790d8092 (このIDを非表示/違反報告)
ダークエンジェル(プロフ) - 雨猫(漢)さん» 飲めないこともないですよねwwあー焼きとうもろこし食べたくなってきたwこれからも頑張ります!! (2015年12月25日 20時) (レス) id: 093a90d119 (このIDを非表示/違反報告)
雨猫(漢)(プロフ) - コーンポタージュに醤油ww私もやったことがあるので吹きましたw確かに焼きトウモロコシですwwwこれからも応援してます! (2015年12月25日 16時) (レス) id: 7f0e71d19e (このIDを非表示/違反報告)
ダークエンジェル(プロフ) - 排球の世界でしか生きられない((殴さん» え。マ、マジですか?!やべぇ…めんどくせぇ…←そのうち直しておきます!ありがとうございます!! (2015年12月24日 12時) (レス) id: 093a90d119 (このIDを非表示/違反報告)
ネコカノ@ムリゲーハパス - 「っ……悲しいだろうが…。」←…アーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。ヤ・ク・サ・ンオカンだ! ダークエンジェルさん、更新頑張って下さい! (2015年12月24日 9時) (レス) id: c1df8f5f05 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ダークエンジェル | 作者ホームページ:http://kurorikon  
作成日時:2015年12月4日 18時

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