誘拐されました2【第三体育館組】

四十九話 ページ3

「…え？」


及川「だーかーらー好きなの！」


れ、恋愛感情で好きって……


「ご、ごめん。兄弟だったからわかんない…」


及川「まぁーそうだよね」


徹は頭を掻いてそういった。


及川「そろそろあいつら来ると思うし、話しておいたら？」


「うん！そのつもり！」


私は徹に笑って見せると顔をそらした。


「どうしたの？」


及川「べーつに」


日向「あ！A発見っ！大王様もいる！！」


だ…大王様？？


木兎「あ！お前らこんなとこにいたのかよ！探したんだからな！！」


「ごめんなさい…」


及川「ていうかこの格好にさせたクロちゃんのせいでもあるでしょ」


黒尾「別にいいだろ！似合ってるし！」


「ほ、ホントに危なかったんですから！！！徹がいなかったら私…」


灰羽「まぁ、よかったな！」


日向「うんうん。あの、さっきから思ってたんだけど、なんで大王様の服、掴んでるの？？」


「あ」


昔からの癖が…！！


「え、えと…こ、これには訳がありまして！！！////」

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