あの場所5 ページ32
太宰side
目的地の駐車場に車を停め、そのまま彼女の手を引いてある場所に向かう
相変わらず彼女は俯いたまま
あれからずっと黙っている私を不思議に思ったのか、しばらくすると顔を上げた
足を止める
めぐみ「あの...「ごめんね。」...?
「こないだ、任務で思いっ切り叱っちゃって。」
めぐみ「太宰さんが謝らないでください。悪いのは私ですから...。」
「......でも真逆、中也が君にそこまで想われてなんてなぁ。」
めぐみ「っ私...。」
彼女は拳を握りしめて、私の目を見つめた
めぐみ「私、今まで後悔していたんです。“mors vita”でたくさんの仲間が死にました。参謀であった私の護衛のために死んでいった仲間も...両親だって、私に力があれば...!」
「...。」
めぐみ「強くなりたいんです。中也さんや姐さんみたいに前線に立てなくても、迷惑をかけないよう、せめて自分の身だけは...。」
そんな彼女は涙目
まったく、この子は...
「はぁ...君の覚悟は分かった。中也にも相談してみるよ。でもちゃんと約束してね。無茶をしないこと、そして私たちをもっと頼ってほしい。...いいかい?」
めぐみ「...分かりました。」
「うん、素直でよろしい。」
そのまま私は彼女の頭を撫でる
「そういえば前から気になっていたのだけれども、その髪飾り、よく似合ってるよ。」
めぐみ「ありがとうございます。此れ、中也さんからの贈り物なんです。配属祝いだって...。」
あの、中也がねぇ...
先刻角から覗いた時には付けていなかったから、彼女が私の部下から守ろうとしたのはそれだったのか...
「おいで。」
彼女の手を引く
そのまま連れてきたのは________
*****
この話、自分で書いてて涙出ました(笑)
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蓮雀(プロフ) - ゆずれもんさん» お恥ずかしいですが……笑笑良いですよ。また何かあったらお知らせください(*´ω`*) (2018年2月9日 14時) (レス) id: fb5226d63f (このIDを非表示/違反報告)
ゆずれもん(プロフ) - 蓮雀さん» 拝見いたしました!!(ボード使ったことなかったので遅くなりました(´;ω;`))凄い可愛いですね!!鳥肌立ちました...(笑)本編のお話のキリがいいところで紹介してもいいですか!?!?いえ、させてください!!! (2018年2月8日 0時) (レス) id: 692a8e0181 (このIDを非表示/違反報告)
蓮雀(プロフ) - ゆずれもんさん» ゆずれもんさんのボードにURLを張りました! (2018年2月7日 18時) (レス) id: 61c8238bf8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずれもん(プロフ) - 知乃さん» 楽しんでいただいて何より!!駄作者の妄想が詰まった作品となりました(;^ω^)今後の本編、番外編と共によろしくお願いします^^ (2018年2月7日 0時) (レス) id: 692a8e0181 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずれもん(プロフ) - 蓮雀さん» ありがとうございます^^URL待っていますね!! (2018年2月7日 0時) (レス) id: 692a8e0181 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆずれもん | 作成日時:2018年1月18日 15時