私を見てほしい。【文スト】【太宰治】【中原中也】

4話 ページ6

めぐみside

医務室

「...。」


与謝野「...。」


なんか気まずいっ！


「...あのぅ...。」


与謝野「今日。」


「へっ？」

あ、変な声出た



与謝野「今日、朝何食べた？」



「(怒ってる...。)バナナ1本と...牛乳...です。」

思わず目を逸らす



与謝野「はぁ...。ほんとかい？」



駄目だ。やっぱり与謝野先生に嘘は付けない


「バナナ...半分も食べられてないです...。」



与謝野「そんで？」


「さっき...ほとんど戻しちゃいました。」




そう、私は俗でいう「摂食障害」その中の拒食症である
原因は色々あるが、私の場合、過度のストレス
最近眠れなかったりするのもまたそう
食べても食べても戻してしまう



与謝野「此れ、飲んどきな。」

渡されたのは栄養ドリンクと栄養剤
私はこうしてたまに栄養剤をもらう


「ありがとうございます。失礼します。」

椅子から立ち上がり、ドアへ歩き出すと
ぽんと頭に与謝野先生の手が置かれる


与謝野「あんまり無理するんじゃないよ。このままだと栄養失調になるからね、続くんだったら社員全員でなんとかしてやるよ。」


「あはは...。」


　

　

　



　
与謝野先生辞めてください。笑顔が怖いです←




　



　


...でも与謝野先生の手、温かくて好きですよ


　


　


　


　



　


　






めぐみが壊れるまであと＿＿＿＿＿


＊＊＊＊＊

感想があったらぜひコメント欄に！！
お気に入り登録もよろしくお願いします＞＜

5話→←3話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す