私を見てほしい。【文スト】【太宰治】【中原中也】

12話 ページ14

めぐみside

数日後

めぐみ自室





「はぁ...はぁ...うぅ......。」


苦しい息遣いが部屋に響く

そこで電子音が鳴る


「...39.4度...。また...上がった...。」


体温計を持った手を力なく下ろすと手からすり抜けた体温計が情けない音をたてて床に落ちた

それを拾うのも億劫

だるい

熱い

辛い







あの日から数日後、私はいきなり高熱を出して寝込んだ

与謝野先生が朝、診察に来てくれたっきり誰も来ない

まぁ今日は重要な調査があって、たまたま私だけが非番だったんだけどね

ちょうど良かった









でも気になることがある


数日前のあの日、なぜ自分が豪雨の中、橋の近くで倒れていたのか覚えていない

探偵社の皆も教えてくれなかった




そして、もう1つ

最近自分がおかしい

身体の調子が悪いというわけではない

その中、何ていえばいいのか、感情に狂いが生じ始めた







　



　






　






　









＿＿＿＿＿＿＿太宰さんに対して何も感じなくなった



＊＊＊＊＊

はい、短いっす。



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読者の皆様ありがとうございます！！

なんか前の話の変更が多くてすいません(デジャヴった)






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次の更新予定は夜の12時です〜

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