□thirty five ページ37
『は…………………………』
私はすっごい呆けた顔で一時停止になる
有美の知り合いが来ると聞いて
ドアが開き現れた人が
『じゅ…んじゅん…?』
有「これはいいリアクションいただきましたー」
『ちょ、え、は?私、今日死ぬの?てか知り合い?え?』
達「俺の知り合いって言えば声優かと思って浮き足立つのを阻止したくてあえて有美のー…って感じにしたんす(笑)」
福「なになに?サプライズ成功〜?」
目の前にずっと憧れていた声優の
福山潤殿がいらっしゃるのだ
本当に今日私は死ぬのではないか……
はっ、ふとわたしは気づく
この部屋はじゅんじゅんのグッズパラダイスだと…
や、や、やばい…
今までで一番緊張するかも…><
福「俺のポスターだ…それに…君どこかで会ってない?」
『…へっ!?』
思いもよらない言動に驚く
イベントとかはあるけどそれ以外ないよ…
あるわけない…こんな輝く人が
近くにいればセンサーが反応するもん…!
達「何言ってるんすか?新手のナンパっすか?」
福「いや、俺の脳には君はインプットされているっ!!」
達「…Aちゃん、なんかごめんね(笑)」
『いやっ、はっ…、この前のトークショーは行きましたよ…』
有「私と一緒にいったやつか〜♪」
福「ああああー!!それだ!すっごいタイプの子がいてチラチラ俺見ちゃってたんだよね(笑)」
『ほ、ほう…』
有「A、あの帰り、見つめ合ってた〜!とかはしゃいでなかった?」
『いや、それはよくある気のせいだよ…』
福「タツ!お前には感謝するよ!君、名前は?」
達「なんなんすか…(笑)」
『え、と…Aです…』
福「そーかあ…Aちゃんか!うん、俺は君に一目惚れした!」
『「「え、ええええええええ!?」」』
福「とりあえず連絡先を交換交換♩♬」
え、意外と軽い……?口説かれてる私?
目の前の出来事が急すぎて頭が整理出来ずにいた
半強制的に連絡先を交換し、彼はニコニコし、目の前にいる私にLINEでスタンプを送ってくるのだった
か、かわいい………
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作者名:梓音 | 作成日時:2017年4月30日 13時