検索窓
今日:10 hit、昨日:15 hit、合計:75,654 hit

□twenty four ページ26






「色々話詰め込みすぎかなあ…」


『ま、ま、まさか、出来た!?』


「ないない!ぶっ飛びすぎ!」


『色々聞きたいことたくさんあるよおお〜涙』


「後でまたゆっくり話すから…」


『んむう…』


「達央さんにね、順兄のこと聞いてみたの」


『…うん』


「普通に今日も収録が一緒だしよく飲みに行ったりする仲って…」


『ふむ…』


「で、『ちょっと待って!何となくその先の察しはついた。』え、あ、うん」


『ごめんね、途中で話の骨折っちゃって』


「わたしが言いたいことはAの察しの通りだと思う」


『んー…心の準備がなあ…』


「それと、デビュー当時から番号は変えてないんだって」


『……まじか』


「大丈夫…?色々いっぺんに言っちゃったけど…」


『大丈夫…じゃないかなあ…

んー、でも今日も有美から電話来る前何度も
発信押そうかずっと悩み続けててさ…

結局押せなくて…番号は登録したのだけれども

あと1歩が…なんでだろうなあ…


でも、違ったらごめんだけど、
たっつんに口聞いてもらって私と順兄を
会わせようとしてくれた感じだよね?』


「うん、その通り」


『それだったら、私は自分から連絡したい』


「…できる?」


『やる。もう頑張る!じゃないとまた
前に進めないし、有美が勇気を出して
渡してくれたから…私頑張る。』


「そっか、それなら良かった。ちなみに
今もずっと、彼女はいないって。」


『…っ、べ、べつに気にしてないし…』



内心小さくガッツポーズをしたAであった。




その後は根掘り葉掘り出会いから聞き、
きっかけは友達からの紹介で、とのことだった








『有美…一つお願いしていい?…』


「うんうん、どうした?」


『私が順兄に電話かける時、一緒にいてくれないかな…?』


「お安い御用だよ。
その時はいつでも呼び出して♩」


『うん、ありがとう…』


よし、私も頑張る。

□twenty five→←□twenty three



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
67人がお気に入り
設定タグ:声優 , 諏訪部順一 , 男性声優   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:梓音 | 作成日時:2017年4月30日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。