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宮「心に区切りつけれてないよね?」

俺は、あれから色んな女性と付き合ったが本気になれなかった…。

玉「本気で好きだったんだ。」

北「藤ヶ谷、無理だったら言って違う人にしてもらうから…」

違う人…そうすれば、雅と再会しない…。

目の前にいた裕太が右手首に唇をつけたあと、

玉「じゃあ、Cecileの早李がいい。」

宮「それはダメだって!」

玉「どうして?いいじゃん。」

含み笑いをする裕太を不思議に思った。

横「裕太。どうして早李がいいんだよ。」

玉「今さらだけど…まぁいっか。俺…8年前、ガヤに美緒取られて落ち込んでる時に女襲ったんだよね。 で…その女のピアスとネックレスと……あと…左の手首に、これと同じのつけたんだ。」

サラッと話したあと、右手首を俺らにみせた。

そこには、十字架の刻印…。

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作者名:saryu | 作成日時:2018年11月23日 1時

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