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朝…目が覚めるとベッドの上だった。

「あれ…俺…」

ガチャ…

寝室のドアが開いて、

横「太輔起きた?」

渉?どうして?

「俺どうして?ベッドで寝てんだ?」

横「俺に電話したの覚えてないだろ…。」

優しく微笑む渉…。

昨日、雅の事を考えて落ち込んだ事までは覚えてる…。

「俺…」

横「昨日、どうしたらいいんだろ?って太輔電話してきて、支離滅裂なこと言うから心配で来たんだよ。」

覚えてない…。

「わるい…」

横「いいよ。朝ごはん作ったから食べよ。」

「あぁ…食べる。」

リビングに行き、渉の作ってくれた朝ごはんを食べた。

横「太輔、今日休みだろ?予定ある?」

「ないよ。」

横「じゃあ、俺も休みだからどこか行く?」

「いいね。行こう。」

何も聞かずにいてくれる渉に助けられた。

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作者名:saryu | 作成日時:2018年11月23日 1時

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