君にもう1度恋をする

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写真集を開くと、

『デビューから7年、もうすぐ８年目を迎える。あなたは誰に恋をする？ 』

俺達と同じ年にデビューしたグループなんだな。

ページを捲って中盤ぐらいの時…。

「え…？」

手をとめたページ。

それは、８年前に別れた彼女の写真…。

『デビューしたての頃。そして、お店を軌道に乗せる為に必死だった。雅』

千「どうしたの？」

「いや。なんでもない。」

雅ってあった。

もう1度最初からページを捲ってく。

千尋…美月…そして、雅と書かれたページでとめた。

確かに俺の知ってる雅の面影はあるが、キレイになりすぎて最初判らなかった。

横「太輔…」

俺はここで渉の言葉の意味がわかった。

「渉。俺…どうしたいい？」

横「太輔…大丈夫か？」

「どんな顔してあったらいいんだよ。」

いいあらせないほどの感情…。

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