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横「太輔頑張っったな。」

ポンって肩を叩く渉は笑っていた。

「あぁ…ちゃんとできてたかなぁ?」

横「あぁ…できてたよ。」

渉と2人で楽屋に戻るとミツが帰り仕度してて、

「早いじゃん。どうしたんだよ。」

北「ん?いや〜久しぶりに会いに行きたくなった。」

ミツは、友達以上恋人未満の位置でずっと好きな人がいる…。

横「会いに行くのかよ。タフ…」

北「お疲れ〜」

渉の話も聞かずに帰って行った。

ソファーに置いていた鞄にものを入れながら、

「北山は、付き合う気ないのかな…?」

横「怖いんだよ…手が届かなくなること。だから、今のままでいいと思ってる…」

一般人との恋も大変だな。

「そうなんだ…。」

俺なら恋人として守りたいけど…。

横「帰ろう。太輔」

「あぁ…帰ろう。」

渉と帰りながら、今日の事を考えた。

久しぶりに会った雅…キレイになってて俺の知ってる雅じゃなくて、それが嫌だった。

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作者名:saryu | 作成日時:2018年11月23日 1時

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