白鳥沢にはもう一人一年レギュラーがいました 3rd 【男主】

番外編２ ページ18

最初は驚いたけど、一緒に過ごしていくうちに
Aの家族のこととか、白鳥沢に来た経由とか色々聞いた



アイツもいろんな思いを持ってここに来たんだな……



そして運命なのか俺たちはレギュラー入りをして、クラスも部屋も一緒になった



一緒に過ごしていくうちにわかったAのこと




｢う〜ん……｣



A｢大丈夫？高いところの荷物くらい俺が取るよ？｣



｢あ、ありがとう！｣



A｢女の子なんだから、男の俺に頼って｣



｢っ！！……うん｣




クラスの女子が届かない高い棚の荷物を取るA



こうやって、女子とのフラグを立てていくこと



たぶんAは狙ってやってるんじゃなくて、素でやってるから
よけいにタチが悪い



成績優秀
スポーツ万能
容姿端麗



オマケに優しくて信頼も厚いってなったら、そりゃ女子だけじゃなくて男子にも人気あるよな



そんなAが羨ましい



けどそれ以上に、そんなAの親友である俺は凄い誇りに思う




A｢工？｣



五色｢ん？｣



A｢いや、なんかずっと俺の顔見てるから……｣



五色｢っ！？悪い！！｣



知らないうちにAのことをガン見するなんて……



何してんだ俺はぁぁぁぁぁ！！




白布｢(なにあいつ１人で悶絶してるんだ……)｣

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