闇に灯るわずかな光 (ページ7)

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:42,567 hit

5 ページ7

雅side

しばらく成にしがみついて泣いてたんだけど……泣き疲れたのかな…寝ちゃった

「寝ちゃったか…」

智「ごめんね？こんな時間に皆来ちゃって…」

成「遅いし泊まる？狭いけどw」

今は22時を回ってるもんね…あまりに帰りの遅い皆心配して両親も来ちゃったんだよね^^;

「着替えどうするの？」

母「ここだって聞いて持って来てるよ」

泊まる気で来たんだねw

「寝る場所確保してくる…床での雑魚寝は嫌でしょ？」

いそいそと準備してると

成「ごめん…も少し勉強してていい？」

そか…確か模試近いんだっけ？

最近は日付変わる頃まで、勉強してるのを見かけるから、頃合みて紅茶差し入れるのが、僕の日課になってるんだよ♪

「いいよ♪」

と言うと自室にもどっていった

リビングに行くと祐も起きてた

祐「あれ？成兄は？」

「自室で勉強してるよ邪魔しないようにね？」

祐「分かった」

皆はもう寝るようで

「じゃおやすみ電気消すね？」

全－成雅「おやすみ」

電気は消したけど、スマホの画面の光でみんなまだ起きてるのが分かる

僕は紅茶を自分用と成の分作り、消し忘れがないか確認して部屋を出た

コンコン♪

成「雅兄でしょ？」

「うん、お疲れ様」

成「ありがと…美味しい」

「良かった♪」

まだ少し熱いからか冷ましながら飲む姿が、弟ながら可愛いと思うんだよねw

頑張ってるのを知ってるから、僕は頑張ってって言わないよ…無理はしないで欲しいけどさ…

だから紅茶にその想いも乗せる…届いてくれる事を願って…