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祐side
それでも進めない俺に…
雅「…また抱えてない？」
「え？」
雅「ねぇ祐風船って分かる？」
「う…ん」
雅「風船って小さいうちは割れにくいんだよ…でもね？大きくなるとなるだけ、小さな棘でも刺さるとあっという間に割れるんだよ」
祐「…」
雅「また…何かあったらおいで…いつでも迎えるし、いつだって話聞くよ？ここをお前の逃げ場にしたっていい、辛いなら泣いていいんだよ？成から聞いたよ…週末来るんでしょ？」
あ…話してくれたんだ…
「うん…」
雅「成にいろいろ聞いてもらいな…ね？僕その日居れないけど」
「用事？…」
雅「…ま〜…そんなとこ…」
「雅兄にも聞いて欲しかったなぁ…」
と言うと、ごめんねと頭を撫でてくれた
雅「皆待ってるよ？行こ」
頷くとドアを開けてくれた
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作者名：美渚 | 作成日時：2017年6月28日 14時
