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祐side
｢…ありがとう｣
どうしても言いたかった一言…2人にはたくさん助けて貰ってばかりだったから…
雅｢頑張ったのは祐だよ〜僕らは何もしてないから、きにしなくていいよ｣
｢でも…2人いなかったら俺は…何も出来なかった…｣
雅｢そんなことはないんじゃない？｣
｢え？｣
雅｢僕らがいなくても、お前は自分の道を開いてたと思う…今までがそうであったようにさ…｣
｢そんな事…ないよ…俺はいつも不安と恐怖でいっぱいいっぱいだった…でも2人は自分で歩いてるじゃん…｣
雅｢人は皆恐怖や不安と隣合わせだと思うの…僕だってそうだし、成だってそうだと思うよ皆自分が持ってる性格に、その気持ちを隠して生きてるんじゃないかな…
そうしないと歩く事さえ出来なくなるから…怖くても歩かないと何も変わらないのは…皆分かってるんだよ…｣
｢…｣
雅｢名前ってのは…自分が歩いた跡にそっと乗るだけで自分より先には行かないんだよ…
そして自分を見失った時の、道しるべになってくれるの…いつでも来た道を戻れるように…
だから過去は変えれないけど…間違って踏み込んだ道はいつだって戻れるんだよ？｣
成｢それにお前は一人じゃないしさ！｣
｢成兄…｣
成｢ご飯できたよ(•᎑•)ﾆｺｯ｣
ソファから立ちテーブルを見ると鍋だった♪
｢美味しそ♪いただきまーす！｣
お腹すいてた俺は2人が目で会話してた事に気付かず食べ続けたのだった…
成｢そんな急がなくても^^;無くならないから^^;｣
｢美味しいもん2人もはやく！はやく〜｣
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作者名：美渚 | 作成日時：2017年6月28日 14時
