恋愛なんて遊びだろ？part２【名前変換オリジナル】

episode87 ページ44

Aside


保健室に着いた。


保健室の先生はいなくて、話しやすい状態だった。


「それで？なんで泣いてたの？まあ、お前のことだから、想像つくけどな」


私ってわかりやすいのかな…？


「どうせ、涼也のことだろ？」


一発で当てられてしまったため、驚く表情は隠せなかった。


「図星…だな」


私は小さく頷いた。

『最近ね、涼也と一緒に学校来れないし、連絡も取ってなくて…話しかけようとしても逃げるように去っていくし、目が合うと逸らされるし、嫌われちゃったのかと思って…』


私は、全部話した。


「泣きたいときは、たくさん泣け。嫌われちゃった…か。それは本人に聞いたほうが一番早いと思う」


そんなの…わかってるよ…


『わかってる。本人に聞こうって思ってる。でも…話かけようとしても逃げるの!!!どうやって聞けって言うの!?』


あぁ、玲央は真剣に話を聞いてくれてるのに

玲央に向かって怒鳴っちゃった…。


『ごめんなさい…怒鳴るつもりなかったけど、今までの気持ちが爆発しちゃって…』


「いいよ。もっと、思ったこと言っていいんだよ」


優しいな。玲央…

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