大嫌いって言わないで

押してもダメならもっと押してみな編１ ページ37

「はぁ〜……」

ｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅ「あはは(笑)なによ？最近タメ息多いんじゃない？」


仕事中、デスクが隣同士のｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅに何度もタメ息を聞かれているあなた

退勤時間が迫ってくると、また今日も居るであろう比与太を思うと

自然とタメ息が出てきます。


「ｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅはイイよね〜……。リア充で〜」

ｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅ「まぁね〜♪」

「はぁ〜……」


もうすく退勤時間

たまには残業もあっても良い筈なのですが

こんな時に限って何もありません


「ｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅは今日もデート？」

ｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅ「うん♪もう毎日でも会いたくて〜♪」

「ふぅ〜ん」←自分で聞いといて。

ｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅ「でもさぁ、どこで知り合ったわけ？比与太と」

「ぇ……」


そりゃあ、毎日お迎えが来ていればｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅにも見られているわけで。。。

ｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅの仇をうちにいった……とも言い出せず

毎回、苦笑いでｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅをやり過ごしていました。



ｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅ「それもさぁ、あんな遊び人の比与太をマジにしちゃうなんて〜。

やっぱAはタダ者じゃないねぇ〜！」

「普通にタダ者でいいわ」

ｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅ「……もうヤったの？」

「ぶへっ！！」

ｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅ「比与太を骨抜きにしちゃうなんて〜……

Aってスゴいんだねぇ〜♪」

「ヤってないわっ！！キスもさせてないしっ！スゴくもないわっ！！(怒)」


あまりのどストレートなｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅの言葉に

あなたは思わず興奮して叫びました。

オフィスなのに。


『っ！？』←ざわつく職場の皆さん。

「はっ！！」←事態を把握した。

ｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅ「ウソー！？してないのー！？マジで！？」

「ちょっ！ｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅっ！」←あわあわ。

『っ！！』←【してない】のフレーズに興味津々な職場の皆さん。

ｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅ「だって比与太だよぉ！？あの遊び人の比与太っ！」

「ちょっ！ｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅっ！あわあわ。。。」

ｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅ「嘘でしょぉ……あの比与太が…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ……」←信じられないｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅさん。

「本当だってば……。私だって好き好んであんなヤツに付きまとわれてるんじゃないんだからぁ……」←悲しくなってきた。

ｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅ「A。そりゃぁマジだわ、比与太」

「えっ！？(泣)」

ｱﾝｼﾞｪﾘｰﾅ「観念しなさい」

「うぇーーーっん！(泣)」


その頃、比与太は。。。


比与太「ふふぅ〜ん♪」

兄「おっ！最近欲求不満なのに楽しそうだなぁ」

比与太「恋のパワーです♪」

・・・２→←・・・２

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