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「口では何とでも言えるよ・・・」
兄「ははっ(笑)そうだな」
助けてくれると思っていたお兄さんがまさかの比与太側でしょんぼりしてしまったあなた
ここへ来た勢いは今はもうありません
「・・もう帰る」
兄「ん?送って行くぞ?」
「いいよ。電車で帰る」
兄「そうか?まぁ、気を付けてな」
「グスンッ。。。」
兄「っふ(笑)」
バタンッ
そうは言っても、あなたを心配でならないお兄さん
毎日比与太への確認は怠りません
兄「あ、もしもし?比与太?」
『あっ!先輩っ!』
兄「お前、今日はAの会社に行ったのか?」
『はいっ!行きましたっ!相変わらず可愛いっす!Aちゃん♪』
兄「で、今日は何言われた?」
『えっ?。。。あはは。
”ウザいよ!もうくんなっ!”です』
兄「あははっ!!(笑)そっか〜、きついなぁ〜それぇ〜」
『ウザいって。。。結構キマスね。あはははは。。。』
兄「(笑)
あのな、A今俺のことろから帰ったから。お前送ってやってくれ」
『えぇっ!?はっ!はいっ!!行ってきますっ!』
ブチッ!
兄「っふ(笑)健闘を祈る」
お兄さんのマンションからわりと近い比与太の自宅
そこからあなたの元へ一目散に向かう比与太
そうとは知らずに、あなたはしょんぼりと駅の改札をくぐりました
兄「もしもし〜?ナユカ〜?」
『どうしたの〜?酔ってるの?』
兄「今週末、泊るだろ?」
『うん、そのつもりだけど』
兄「早く、会いたいな」
『どうしちゃったの?(笑)』
兄「ん〜。なんかな。恋の始まりって良いなって思って」
『ふふっ(笑)』
比与太に触発されたお兄さん
恋人のナユカさんに電話をかけました
お兄さんがイチャコラ電話を楽しんでいる頃
その頃あなたは。。。
〇〇〜♪〇〇〜♪
ぼんやりドアの近くで窓の外を眺めながら電車の発車を待っていると
タクシーで慌ててやって来た比与太に、奇跡的に見つかってしまいました
「はぁ〜。。。」
『Aちゃんっ!』
「・・・。(幻聴?。。。うん、そうだ。幻聴に違いない。。。)」
『Aちゃんっ♪』
「・・・はっ!(幻覚。。。そうそう!幻覚だわっ!きっとそうよっ!)」
ドアの横のポールにしがみ付き目をぎゅっと瞑るあなた
ゆっくり目を開いてみると。。。
比与太「ふふぅ〜ん♪」
「・・・。」
やっぱりそれは現実でした。
「なんでここに居るんだよ!(怒)」
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裕(プロフ) - marisさん» あ。こんなところにマニアの方がいらしたんですね( ´艸`)次章もよろしくお願いします♪ (2020年2月9日 20時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 初のオリジナルになります。一応(笑)よろしくお願いします♪ (2020年2月9日 20時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
maris(プロフ) - やっぱりこのシリーズ好き(≧∇≦) 駆け引きがたまらん! (2020年2月9日 2時) (レス) id: a4da8c4472 (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» って、まだ途中まででしたw 続きを読んできます!o(^o^)oウキウキ♪ (2020年2月8日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» 裕さま!スマホ初期化して再設定中です!そうですかぁ、タイトルを…直球ですねー(^o^) ぴよた頑張れー!しかし…ヒロインも、、、男子がマジで頑張って、心底頑張ってるって貴重ですよー← (2020年2月8日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕 | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時:2020年2月7日 12時